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12. ページ12

食器洗いをしながらチラっとリビングを見ると、ソファに座りながら裕太とそらジローが仲良くテレビを見ている。





あの子、本当にもうすぐ28歳になるの?笑





玉「ねぇ、まだー?」




そらジローと一緒にこっちを向いて不機嫌そうな顔。





A「今終わったからすぐ行くよ」





玉「ふふ、Aちゃんこっちね」





ソファに着くなり、ポフポフと自分の隣を叩きながら、そらジローを膝の上に移動させる。





そういえば裕太の家には何十回と入ってるけど、こんなにのんびりするのは初めてかも。





玉「あ、そうだ」





CDTVを早送りしながら何かを思い出したかのように言い出した。





玉「10日のもしツアの撮影、朝早いし遠いし泊まりだからAちゃんは来なくて大丈夫だよ」





個人で番組に出る時、マネージャーをつけるかつけないかの判断は本人に任せてある。





裕太は人見知りだから付いてきて!って言うことがほとんどなのに。





A「裕太、1人で大丈夫?」






玉「大丈夫大丈夫」





マネージャーとしては、休みが1日増えて嬉しいはずなのになぜか心の奥がキュッと痛い。





A「ありがと。10連休になっちゃったよ。笑」





玉「俺去年11連休だったから大丈夫。笑」





A「もうあれから1年経つのか。早いもんだ」





玉「あ、キスマイ来たよキスマイ」





画面にはNEWSと一緒に並ぶキスマイ。





A「あー、キスマイかっこいい!本当最高だよ」





玉「頭の中ではAちゃんが心配でみんなパニックだったけどね。でもそんな様子は1ミリも見せないんだな。さすがキスマイだわ」




そらジローの手をもってむにむにしながらドヤ顔の彼。




A「みんな…怒ってないかな?」





夢で見た怖いみんなが蘇る。





玉「それは俺らのセリフだからね」




A「え?」





玉「Aちゃん、この仕事うんざりしてないかなってみんな心配してるよ。身体壊すまで働かされて嫌になっちゃったんじゃないかって」




A「そんなこと1ミリも思ってないよ!うんざりとかしたこともないし」





玉「じゃあ、もっと俺のお世話してくれる?」




上目遣いで聞いてくるとかマジで反則。





A「もうちょっと朝早く起きてくれるようになったらもっと楽なんだけどなー」




玉「俺、わざとだからね?」





A「わざと?」

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pianotama(プロフ) - ガヤちゃんさん» いつもコメントありがとうございます!(^^)玉ちゃんとどうしていこうか、ある程度は考えているのですがまだまとまらず、書きながら考えてます笑。こんな作者ですがこれからもお付き合いお願い致します|ω・) (2018年1月25日 1時) (レス) id: a8a35fe948 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤちゃん(プロフ) - キンプリのマネージャー……異動とは辛いですねどっちにしろ玉ちゃんとの関係性が気になりすぎてます!!どうか異動だけはって感情的になって読んでしまいました笑 (2018年1月24日 3時) (レス) id: 05a1fe70ef (このIDを非表示/違反報告)
pianotama(プロフ) - ガヤちゃんさん» こんばんは!コメありがとうございます(^^) 社会人のため、なかなか更新できませんがちょこちょこでも書いていけるよう頑張ります!待ってる方がいてくれるだけで幸せです(o^^o) (2018年1月17日 0時) (レス) id: a8a35fe948 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤちゃん(プロフ) - こんにちは!初コメです。とっても面白くて続きが気になってうずうずしてます!更新楽しみに待ってるので頑張って下さい!! (2018年1月16日 1時) (レス) id: 05a1fe70ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sakura | 作成日時:2018年1月14日 21時

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