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11. ページ11

A「ごめ…なさい…」





自分の声と息苦しさで目が覚めた。





夢か…
やけにリアルだったな…





玉「大丈夫?うなされてたけど」




すぐに隣から裕太の心配そうな声が聞こえる。





A「みんな怖かった…裕太まで…マネージャー変えてもらおうって」





玉「なーに言ってんの。みんなAちゃんのこと大好きだよ?」




そう言って私の頭をポンポンし、そのまま額まで下がってくる大きな手。





玉「熱、全然下がんないね。もう〇△*§…」





それからはもう意識朦朧としていてはっきり記憶がない。





でもあの裕太がめちゃくちゃ焦っていたような気がする。





あとから聞けば熱が高すぎて軽い過呼吸を起こして、あの後焦って病院に連れて行ってくれたらしい。





インフルエンザも陰性だったようで、きっと疲れが溜まって高熱が出たんだろうと診断されたみたい。






玉「本当Aちゃんはいつも無理しすぎるからね」





A「昨年に引き続き本当にご迷惑をおかけしました…」





もうすっかり熱も下がって、今日は裕太にお礼をしようと裕太の家に夜ご飯を作りに来た。






A「裕太、あと休み6日もあるけどどこも行かないの?」





太輔もミツも今は海外でのんびり過ごしているようだ。
舞祭組はもうすぐライブだから休み無し!





玉「んー、行かないかな笑。Aちゃんこそ、地元帰らなくていいの?」





A「病み上がりだし大人しく東京にいるつもり」





玉「よし。じゃああと6日間もAちゃん独り占めできる」





そう言って浮かべる万遍の笑みは、とても27歳には見えない子供っぽい笑顔。





A「えー、やだよ。買い物とか行きたいし」





玉「俺も着いてっていい?」





A「駄目。パニックになるでしょ?」





玉「女装すれば大丈夫じゃん?笑」





A「そこらの女の子よりも可愛くなるから駄目」




玉「Aちゃんよりは可愛くなれないけどね」




A「裕太ってさ、普通にそういうこと言うけど恥ずかしくないの?」




玉「それが好きな子には言えちゃうんだよな〜。」





こっちが恥ずかしいよ…




A「ね、食べ終わったらさ、CDTVの録画見たい!」




玉「えーやだよ。恥ずかしい」




A「さっきのセリフ言う方が恥ずかしいと思いますけど笑」

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pianotama(プロフ) - ガヤちゃんさん» いつもコメントありがとうございます!(^^)玉ちゃんとどうしていこうか、ある程度は考えているのですがまだまとまらず、書きながら考えてます笑。こんな作者ですがこれからもお付き合いお願い致します|ω・) (2018年1月25日 1時) (レス) id: a8a35fe948 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤちゃん(プロフ) - キンプリのマネージャー……異動とは辛いですねどっちにしろ玉ちゃんとの関係性が気になりすぎてます!!どうか異動だけはって感情的になって読んでしまいました笑 (2018年1月24日 3時) (レス) id: 05a1fe70ef (このIDを非表示/違反報告)
pianotama(プロフ) - ガヤちゃんさん» こんばんは!コメありがとうございます(^^) 社会人のため、なかなか更新できませんがちょこちょこでも書いていけるよう頑張ります!待ってる方がいてくれるだけで幸せです(o^^o) (2018年1月17日 0時) (レス) id: a8a35fe948 (このIDを非表示/違反報告)
ガヤちゃん(プロフ) - こんにちは!初コメです。とっても面白くて続きが気になってうずうずしてます!更新楽しみに待ってるので頑張って下さい!! (2018年1月16日 1時) (レス) id: 05a1fe70ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sakura | 作成日時:2018年1月14日 21時

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