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栄純｢言おうと思ったけど言えなかったって、俺は別に断んねぇから言えばよかったのに｣
A｢そういう問題じゃないの、恥ずかしいじゃん｣
どうやら栄純にAの気持ちは分からないようだ
栄純も栄純でそれこそ最初は耳で真っ赤になっていたけれど
言うこと自体なんの躊躇いも恥ずかしさもなく、それが込み上げてきたのは繋いだあとのこと。
栄純｢それにしてもAの手冷たすぎる｣
A｢そりゃそうだよ寒いもん、嫌なら離していいよ｣
栄純｢いやいやいや、いいです！ちゃんと繋いどく！｣
A｢私が冷たいんじゃなくて栄純が暖かすぎるんじゃない？｣
マフラーを巻いていたものの
手には手袋とかそういったものはつけていなかった
元々Aは冷え性でこの時期はとってもしんどくなる。
学校での授業中なんて自分の部屋から持ってきたブランケットにくるまって受けてるくらい。
栄純｢そういうもんなのか？｣
A｢そういうもん｣
栄純｢じゃあ今暖かい？｣
A｢うん、すっごく｣
冷え性だから暖かい栄純の手はちょうどいい温度だった
でもそれ以上に恥ずかしがり屋なAはこの状況に照れたのか顔が真っ赤に
きっとそっちの方がAの体温を上げている理由としては大きい。
A｢さっき離していいって言ったけどやっぱりそれはなし｣
A｢寒いからずっとこのままがいい｣
恥ずかしいけど
嫌じゃないし、なんならずっとこうしていたい
それに冷たい手が暖かくなるし何となく同時に得してるような気分だった。
A｢どうしたの？｣
栄純｢Aさ、急にそういうこと言うのやめろよ本当に｣
A｢照れてる？照れてるの？別にそういう意味じゃないんだけどなぁ｣
栄純｢う、うるさいな！！別にいいだろちょっとくらい恥ずかしがったって！｣
さっきまで普通だったのに
ずっとこのままがいいと言うAの話を聞いていきなり恥ずかしがり始めた栄純
言葉もそうだけれどそう言って笑った時のAの顔がとても綺麗だったのだ。
そりゃいきなり恥ずかしがっても不思議じゃない。
栄純｢無自覚って本当に怖い｣
A｢それ、そっくりそのまま返すよ｣
栄純｢俺は自覚ありだからお前とは違う｣
A｢どうだか｣
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ちあき(プロフ) - りつこさん» ありがとうございます！！続編頑張っちゃいます:-) (2020年9月7日 0時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
りつこ(プロフ) - 続編おめでとうございます！！楽しみにしてます！重荷になったらすみません（泣） (2020年9月6日 19時) (レス) id: 2596a4491b (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - Aさん» コメントありがとうございます、1話からはかなりの長さだったと思いますが全て読んでいただけて嬉しいです！ (2020年9月3日 8時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 文才がありすぎて1話から全部読んで寝不足です(_ _).｡o○御幸推しとしては御幸オチが良かったという気持ちもありますが、、、！面白いです！更新頑張ってください！ (2020年9月3日 1時) (レス) id: 373120d77d (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - りつこさん» コメントありがとうございます！もー、言葉ひとつひとつが嬉しすぎて騒ぎまくりました…栄純オチが少なかったので私自身読みたくて読みたくてたまらなくて書いてしまいましたね、、応援ありがとうございますとても元気もらいました！！ (2020年8月31日 21時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあき | 作成日時：2020年8月21日 19時
