ページ ページ9
【yg side】
高「なっ……はっ……なにこれっ…………」
酔いの残った頭で目が覚めて、爆笑しながらジェシーに見せられた動画。
俺がジェシーに赤ちゃん言葉を使ってめちゃめちゃ甘やかしている動画。
…………全く記憶にない……………………。
ジ「こーち超可愛かったんだよぉ！是非！日常からこの感じで行こう！！DAHAHA！！！」
こいつ笑いながら結構えぐいことするな……！めっちゃ恥ずかしいんだけど…！！！
俺は恥ずかしくてしょうがなくて、起こした身体をもう一度布団に戻そうとすると、クイと軽い力でジェシーに腰を抱かれた。
ジ「ねぇ……こーち、ホントに可愛い…………由紀先生の話を聞いて恥ずかしがってるこーちも可愛かったし、俺を甘やかしてくれる優吾先生も可愛かった………………。
君はどれだけ俺を好きにさせるの……？」
高「可愛くねぇってぇ……、、」
朝からとんでもないセリフを吐いてくれるな……。
顔が熱くて、変な汗が出てきた。
高「起きよ…………そろそろ…………」
とにかく逃げたい。そう思ってジェシーの腕を外して立とうとすると、ジェシーは俺を抱いたまま一緒に立ち上がった。
高「ジェシーくん！！歩きずらい！！！」
ジ「HEHE……ごめん。ねぇ、ああいう可愛いこーちも、もっと惜しみなく発揮していくべきだと俺は思うよ？あざと可愛い優吾先生……女の子たちはメロメロになっちゃうだろうなぁ。
こーちは俺のだけど、アイドルの高地優吾は皆のものだから。ファンの子達の前でも、可愛いこーちでいていいんじゃないかな」
ジェシーは俺の顔を見て優しく微笑んで、俺の額にキスをした。
高「そう……なの、かな……。俺、変じゃない……？」
ジ「変じゃないよ。どんなこーちも好き。可愛いこーちが皆にバレちゃうのはちょっと妬けちゃうけど、それ以上に思い切り笑ってて、キラキラしてる君を見れることが嬉しいよ」
高「う…………そ、そか………」
ジェシーの真っ直ぐで温かい、素直な言葉。
彼は俺がテレビに出るようになって、緊張でどうしても良いカッコをしようとしちゃう所を、ちゃんと見ていて。
気を使わせないように、こうしてさりげなく俺を助けてくれる。
高「うん………ありがと」
俺も微笑み返してジェシーの頬にキスをすると、ジェシーはぴゃっと変な声を出して俺にとんでもない長さのキスをし返してきた。
あぁ……幸せだなぁ。
今日は力を抜いて頑張れそう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 390人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななみや(プロフ) - ちなさん» ちなさん、いつもありがとうございます♡最年長コンビ、ほんとに可愛いですよね〜！ちょっと不安だったのですが、ラブいただけて良かったです( ´-` )ライブ、行きたいですね〜！！ (2022年11月18日 20時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - ふわふわ…ほのぼの…最年長コンビ、尊いですね！！マイナスイオンです。いつも私に萌えをありがとうございます♡ラブです^_^そしてリアルもこっちもライブがんばれ！ですね！行きたいですねー…。。。 (2022年11月18日 19時) (レス) id: 83fa992d20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月20日 0時
