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目を覚ますと、俺はジェシーの腕の中にいた。
というか、足とか、胴体とか、全身で後ろから包み込まれていた。
俺が起きたことに気づいて居ないのか、視線は前を向いたまま、物憂げな表情でテレビを見ている。
ジェシーが気を抜いている時の表情が好きだ。
いつも無理をして笑っているとか、そういう訳じゃなくて、
力を抜ける時間があるんだなって安心するから。
ずっと見ていたい気もするけど、流石に勝手に寝てしまって悪いから、声をかけよう。
高「じぇしー…、ごめん、寝ちゃった」
少しかわいく、を意識すれば、ジェシーは大抵の事は許してくれる。
ジ「hehe…ずるい。かわいい」
まぁ、そんなことをしなくても笑って許してくれるんだけど。
ジ「ねぇ、こーち。ちょっとお出かけしない？」
高「え？…もう11時近いよ？」
ジ「うん。星を見に行こう」
そう言って、ジェシーは見慣れない車の鍵を手に取った。
高「……、、車？」
ジ「…うん。免許とったの」
高「嘘でしょ…？」
ジ「ホントだよ」
開いた口が塞がらない俺の頭をジェシーはふわりと撫でて、優しくエスコートするように手を引いた。
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ジェシーが運転している。
夢みたいな光景が、隣にあった。
ジ「ちょっとこーち！そんなに見ないでよ緊張する！」
高「いや……見るだろ………！！てかお前、酒飲んだんじゃなかったの？」
ジ「ううん、飲んでない。今日この時のために…ずっと緊張してた…」
ジェシーは少し強ばった肩でハンドルを握る。
驚くことに、彼は俺に知られないようこっそり教習所に通い、1年ほど前に免許をとったらしい。
1年、と言えど俺といる時は全く運転していないのだから初心者同然だと思うのだが、これが案外、上手い。
そしてこれは余談だが運転中の横顔が物凄く綺麗だ。
高「ジェシー、運転上手だね」
感心して褒めると、ジェシーは分かりやすく照れて頬をかいた。
ジ「そりゃ…こーちを乗せるからね。せいちゃんとか樹に命張って練習台になってもらったよ」
hehe…と照れた調子で笑うジェシーを横目に、俺は少し複雑な気分を抱える。
ジェシーの運転姿は俺が1番に見たかった。
……ちょっと妬ける。
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ななみや(プロフ) - ちなさん» ちなさん、いつもありがとうございます♡最年長コンビ、ほんとに可愛いですよね〜！ちょっと不安だったのですが、ラブいただけて良かったです( ´-` )ライブ、行きたいですね〜！！ (2022年11月18日 20時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - ふわふわ…ほのぼの…最年長コンビ、尊いですね！！マイナスイオンです。いつも私に萌えをありがとうございます♡ラブです^_^そしてリアルもこっちもライブがんばれ！ですね！行きたいですねー…。。。 (2022年11月18日 19時) (レス) id: 83fa992d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月20日 0時
