ライブ ページ18
【yg side】
仕事も、プライベートもそこそこ慣れてきて、だんだん身体が追いついてきたなぁと思い始めた頃。
６人体制になって初の、SixTONESのライブツアーが決定した。
保育士時代、1ファンとして参戦したライブのステージに今度は俺も一緒に立つなんて、ちょっと未だに信じられない。
真剣な表情を浮かべる5人の話を聞きながら、俺は必死に頭で整理して、自分には何ができるか、何を提案すればいいかと色んな思考を巡らせていると、｢休憩しよう｣と大我が切り出した。
大｢こーち、｣
チラリ、とジェシーを一瞥して大我が俺に身を寄せる。
大｢ついてけてる？｣
高｢え、ま、まぁなんとか…｣
大｢ふふ…なんか考えすぎて迷宮入りしてそーな顔だったから｣
大我の存在って大きいなぁとこういう時に感じる。
SixTONESは皆優しくて、何も分からない俺に面倒くさがることなくなんでも教えてくれるけど、大我は教える、と言うより、俺のキャパ超えに気づいてくれることが多い気がする。
大｢まぁ…必死になって頭ぐるぐるするのは分かる。でも、、最初は流れに身を任せて見てもいいんじゃない？お前の立場は他に例がないから、難しいと思うんだけど…。普段はおじいちゃんでも、事務所歴は生後半年程度の赤ちゃんなんだから｣
高｢赤ちゃんって笑｣
大｢そうだよ。こーちは赤ちゃんだから、好きなこととかやりたいことを自由にやればいい。ありのままの、優しい笑顔で、あざと可愛くて、男前なこーちでいればいいよ｣
ジ｢……、その通り｣
大我らしい、ちょっとふざけたような、それでいて真面目なアドバイスが心にストンと落ちて、じんわりと沁み渡る。
ジェシーも前同じようなこと言ってくれたけど、大我の言葉にはまた別の力があって、安心して自分を認められる気がする。
瞬間移動で俺の腕に巻きついてくるジェシーにはもう慣れたもんで、もはや放置して大我の続きに耳を傾ける。
大｢その考えすぎる癖、ずっと治んないみたいだけど、ステージ上だったら考える暇なんて無いからな。猫背になるくらいなら張りすぎなくらい胸張ってろ。｣
すりすりと俺の背中をさすっていた手がぐぐぐとめり込む程押し込まれて思わず｢ぐぅ｣と声が出るも、一瞬で猫背が矯正された気がした。
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ななみや(プロフ) - ちなさん» ちなさん、いつもありがとうございます♡最年長コンビ、ほんとに可愛いですよね〜！ちょっと不安だったのですが、ラブいただけて良かったです( ´-` )ライブ、行きたいですね〜！！ (2022年11月18日 20時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - ふわふわ…ほのぼの…最年長コンビ、尊いですね！！マイナスイオンです。いつも私に萌えをありがとうございます♡ラブです^_^そしてリアルもこっちもライブがんばれ！ですね！行きたいですねー…。。。 (2022年11月18日 19時) (レス) id: 83fa992d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月20日 0時
