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高「ん〜天気いいねぇ。よかった、星が綺麗に見える」


立ち込める炎と燻る煙の昇る上空に、満天の星空が浮かぶ。
さわさわと揺れる葉擦れの音が心地良い。

綺麗な空気を吸う

身体の不調を緩和する方法を調べた時に、そんな項目があったのを思い出した。

きっとこういう空気のことだ。



高「北斗七星もちゃんと見えるよ」



こーちが指を指す先には、象徴の様に煌々と輝く北斗七星がある。

…俺にとってはお前がこの星空よりも輝いて見えるし、一緒にいるとこの自然の空気みたいに心が浄化されるよ。

……て、プロポーズか。イタすぎる。

彼に伝えるべき言葉をいくつかシュミレーションしながら、焚き火に薪をくべる。



北「今日…連れてきてくれてありがとう」

高「…いえいえ。迷惑だったかなって心配だったから、そう言って貰えるとうれしい」

北「迷惑な訳ないじゃん。俺に必要なことをこーちはちゃんと理解してくれてる。今までそばに居てくれるだけでどれだけ救われてたんだろうって思う…だから、ほんとに好き」



言い終えてしまった、と思った。色々ふっ飛ばしすぎた。
俺に問う。なにがだからなの?
こーちの顔を見れない。何か、他の話題を…



北「あっ…花、」

高「…花?」

北「花束、貰ったんだった。水ずっとやってない…枯れてないかな」

高「そうなんだ…じゃあそろそろ帰ろっか」

北「えっ」

高「お花、喉乾いたままじゃ可哀想じゃん?それに心配事は溜めない方がいいし」

北「え、ま、待って!」



そそくさと立ち上がって火に水をかけようとするこーちの腕を、俺は咄嗟に掴んだ。



北「もうちょっと一緒に居たいんだけど…」



…俺のバカっ………。
なんて少女漫画みたいなセリフを……。

血の巡りが異常に速くなるのを感じつつ、もう後戻りはできないと腕を握る力を強くする。



高「えっと…慣れない環境で体調崩したら元も子もないと思って、元々日帰りの予定だったんだよね。北斗がよかったら、家でゆっくり話さない?」

北「…うん」



この包容力には、いつまで経っても適う気がしない。



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ななみや(プロフ) - ちなさん» ちなさん、いつもありがとうございます♡最年長コンビ、ほんとに可愛いですよね〜!ちょっと不安だったのですが、ラブいただけて良かったです( ´-` )ライブ、行きたいですね〜!! (2022年11月18日 20時) (レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - ふわふわ…ほのぼの…最年長コンビ、尊いですね!!マイナスイオンです。いつも私に萌えをありがとうございます♡ラブです^_^そしてリアルもこっちもライブがんばれ!ですね!行きたいですねー…。。。 (2022年11月18日 19時) (レス) id: 83fa992d20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななみや | 作成日時:2022年9月20日 0時

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