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それからしばらく謎の不調が続いた。
仕事中はアドレナリンが出ているからか平気なものの、1人になった瞬間だめだった。
急に胸が苦しくなり、酸欠で頭が痛くなり、涙が止まらなくなる。
病院にかかってもどこも悪い所は無く、原因は不明。
仕事に迷惑がかからなければいいと思っていたが、そうもいかなくなってきた。
眠れない夜が続き、『表情』に自信が持てない。
しかし仕事は、今日も明日も明後日も続いていく。忙しくしている方が安心する身体が悲鳴を上げていた。
…その頃から、あるメンバーが俺に無意味な話題を振ってくることが増えた。
『…ねぇ北斗、今アニメめっちゃいいとこなの。一緒に観ない？』
『北斗ー、帰り飯行かない？』
『ほくとぉ、｢あのさぁ｣』
彼は分かっているのだ。俺が全て断ることを。
彼のそういう気遣いを、俺が昔から素直に受け取れないということを。
……それなのに、何故だ。なんなんだ、こんな時に。
北｢…なんなの最近｣
高｢…大丈夫って聞いたら、北斗は大丈夫って言うじゃん。だから俺から頼られに行こうと思って｣
皆は北斗が言い出すまで黙ってようって言ってたけど、なんて言うか、いつもの感じと違う気がして。
高｢これは俺の出番かなって…｣
北｢…勝手に詮索しないでいただいて｣
高｢…うん、ごめん｣
言葉とは裏腹に、全く引き下がる気は無いという顔。
お前は俺の母ちゃんか。
……なんて。本当は嬉しいくせに。
高｢…だから、キャンプ行こ｣
北｢…え、なにがだからなの？｣
高｢ふふ、北斗、キャンプ行こ｣
北｢いや聞こえてるよ｣
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キャンプに連れていかれることになった。
こーちの運転する車の助手席で、緊張しながら口を開く。
北｢いくら何でも突然すぎない？俺明日も仕事…｣
高｢明日の仕事ならだいぶ前に全部休みにしてもらったよ、こーち君が言うならって。俺のリーダー権力凄くね？｣
北｢…ジェシーみたいなことしてるんじゃないよ…それにキャンプって｣
高｢…前にラジオで、こーちにキャンプ教えてもらいたいって北斗言ってたから｣
赤く染めるんじゃないよ。頬を。
でも、嬉しい。
ぎゅっと組み合わせた自分の指先がじんわりと熱い。
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ななみや(プロフ) - ちなさん» ちなさん、いつもありがとうございます♡最年長コンビ、ほんとに可愛いですよね〜！ちょっと不安だったのですが、ラブいただけて良かったです( ´-` )ライブ、行きたいですね〜！！ (2022年11月18日 20時) (
レス) id: 79361d6db2 (このIDを非表示/違反報告)
ちな(プロフ) - ふわふわ…ほのぼの…最年長コンビ、尊いですね！！マイナスイオンです。いつも私に萌えをありがとうございます♡ラブです^_^そしてリアルもこっちもライブがんばれ！ですね！行きたいですねー…。。。 (2022年11月18日 19時) (レス) id: 83fa992d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ななみや | 作成日時：2022年9月20日 0時
