star wars～この物語の主人公は～ep3 (ページ1)

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闇は潜むページ1

カイロ・レンは惑星ムスタファーに降り立った。
かつて、ダース・ベイダーが築いた城の跡地がある惑星だ。

目的はシスのナビゲーター:ウェイファインダーを手に入れるためだ。それは、シスの神聖なる場所を示す物。
カイロ・レンは、ピラミッド型のウェイファインダーを手に入れると、ナビゲーターに従い、TIEサイレンサーで、未知の領域・惑星エクセゴルに向かう。

惑星エクセゴルは、暗く闇に包まれた星であった。
雷なのか、はたまた、別のものなのか、空から光る柱が何度も地面に降り注ぐ。

カイロ・レンは、導かれるように古びたシスの寺院に入る。

そこで待っていた者は、かつてエンドアの戦いで、ベイダー卿によって命を落とした、皇帝パルパティーンだった。

「…貴様は？」
「予は、全てを超越した者。…あぁ、驚いただろう。お前の師は、私が作り上げた人形だ。お前をここに呼ぶために。」
「…俺にどうしろと？」
「お前に全てをやろう。見よ、この軍隊を。シスの力はお前の物だ。だがよく聞け…あのジェダイを殺すのだ。良いか？」
「………。」

惑星クレイトの戦いから1年。
生き残ったレジスタンスは、新たな仲間を増やし、復活を果たした。

レジスタンスは、緑豊かな惑星エイジャン・クロスを拠点とし、ナナはジャングルの中で修行に明け暮れていた。
そこは、レイア・オーガナ将軍やルーク・スカイウォーカーが共に修行をしていた場所だ。

「…共にあれ……。あぁ…駄目だー。」

ナナは先人のジェダイ達に、教えをもらうため語りかけるが、一向に答えてもらえず疲れ果てていた。

「いつか答えてくれます。真面目に。」
「…すみません。マスター。気が散ってしまいました…。」

「将軍！！ミレニアム・ファルコンが戻りました！！」

ミレニアム・ファルコンはボロボロになっていた。
所々から火が燃え上がっている。

「だから！！連続ジャンプしちゃ駄目って言ったでしょ！？なんて分からず屋なの！？」
「あのままじゃ逃げきれなかっただろ！？俺に感謝しろよ！？」

ポーとレイは、言い争いをしながらタラップを降りてくる。ナナは2人を見て、いつからあんなに仲が良くなったのかと思った。

「2人とも！やめなよ。一旦頭冷やそ！」
「ナナ、こいつをフォースで黙らせてくれ！」
「その前に私があんたを黙らせる！」
「やめろって！」

2人の間にフィンが仲裁しに来た。
喧嘩するほど仲が良いと、ナナは思い、うなずいた。