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手掛かり ページ3

一行は、ファースト・オーダーに見つかる前に、祭りで踊るアキ=アキ達の間を走り抜ける。


「おい!お前達、こっちだ!」


ゴーグルと布で顔を覆う人物に止められ、頑丈なトランスポート、トレッダブルに乗せられる。


ナナは、窓からトルーパー達が見えたので、身を潜めるように皆に忠告をした。
やはり、居場所がバレてしまった。


「あんた誰だ?何故俺たちを?」
「…ウーキーは目立つな。」
「ウォォオン!!」


謎の人物は、顔を覆っていたものを取る。
チューイは喜び、抱擁を交わした。

彼は、あのエンドアの戦いにて、反乱軍の将軍として参戦した、ランド・カルリジアンだった。


「あなたは反乱軍のランド・カルリジアン将軍!?」
「君達は、レジスタンスだな?旧友から連絡があったんだ。助けが必要だと…。」
「マスター・ルークが残した書物を元に、シス・ウェイファインダーを探しているんです!」
「…なるほど…確か、パサーナのどこかに、消息不明になった、シス信仰者のオチの船があると聞いたな…。もしかすると、手がかりがあるかもな。」
「…ありがとうございます!」

「幸運を…。それから…伝えてくれ…レイアによろしく、と。」

一行はトレッダブルを降りてゆく。ナナは、ランド・カルリジアンの言葉に足を止め、彼に振り返る。

「それはご自分で仰ってください。レイアさんは待っていますよ。」





トルーパー達に見つかり、ナナたちは輸送用のスキマーに乗り逃げる。そのあとをトルーパー達のトレッドスピーダーが追う。









カイロ・レンは、TIEサイレンサーでパサーナへ向かっていた。1年ぶりにナナの姿を見て、心から込み上げるものがあった。


(お前は…やはり俺にとって必要な存在なんだ…だが…。)


だが、シスの軍を指揮するには彼女を殺すしかないのだ。銀河を支配するには彼女を殺す。

彼の心は揺れていた。









ナナたちは、流砂に呑まれ地下の洞窟にいた。
スキマーで逃げていたところに、トルーパーが攻撃し、弾みで流砂に落ちてしまったのだ。


「いつも思うが…お互いしぶといな…。」
「冗談じゃないわよ…。」


ナナはライトセーバーを起動させ、あたりを見渡し、全員いることを確認する。


「…ここから出て、オチを探さないと…。」
「…ねぇ、みんな…これって…。」


レイが指を指した方向に、古びたスピーダーがあった。それをよく見ると、シスのシンボルマークがあったのだ。

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設定タグ:スターウォーズ , カイロ・レン , ベン・ソロ   
作品ジャンル:SF
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岡P(プロフ) - 素敵なお話しですね。これからも素敵なお話し楽しみにしています。更新心待ちにしています。頑張って下さいね。 (2020年10月5日 14時) (携帯から) (レス) id: 8256504f4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mini | 作成日時:2020年2月25日 18時

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