俺しか知らない先輩の話【江口拓也】

今年も ページ5

神「いや、２００７年ごろでしたっけ、、、あの時やたら平城君が失敗して不思議に思った時があったんですよ」


櫻「え？あの完璧なAが？」


神「はい、なんか平城君と監督のイメージが違かったみたいなんですけどそん時普段なら一発で決めちゃう平城君がなかなか監督が言ってる風にできなくて

しかも、その間違い方がニュアンス的な違いじゃなくて完全に対照的な演技しかできなくてそれでちょっと休憩入って呼び出しで言われて理解したみたく休憩後には完ぺきだったんですけど、、、


何かまるで聞こえなかったみたいで、、」


鈴「そんなときがあったんだなAにも、、、」


中「聞こえなかったみたいってのが引っ掛かりますね、、、」



、、、もしかして先輩の難聴に気づかれている？！


櫻「いや、たまたまじゃないか？よく聞こえないときってあるしな」


神「かもですね、俺の意見は自分の見た感じでしかないので、」


鈴「でも、Aを捜すきっかけにはなりそうだな、、、」


そう言って別の話に移っていく会話

俺は聞き耳を立てるのをやめて考える


もしかしたら先輩は見つけられるかもしれませんね、、




もし先輩が櫻井さんや鈴村さん、他の一緒に活動していた先輩方と再会したときどうするのだろうか、、、俺の悩みはまた増えた

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