▽88話▽ ページ3
「二年前、都内に4人家族がいました。
長女の誕生日に･･･家族が殺されました。
･･･長女以外。」
「あっ、その事件知ってるわ。
確か、長女を助けたのは中学生の集団よね？
･
･
･
…まさか。」
みんなが息を飲むのが手に取るようにわかった
「そうです。
その長女はAさんです。」
「「「っ!!」」」
暗いながらもみなさんが驚いてるのは確かでしょう
「そして助けたのは僕を含むキセキの世代です。」
「「「っ!!」」」
そう、あの日…
今日みたいな雨の日でした…
「助けたあと、寄り添ったのは赤司君です。
怯えていて、すぐに警察が来たので僕たちは去りました。
2人のことなので詳しくは知りませんが、雨の日、暗いとき…いつも傍にいたのは赤司君です。」
「じゃあ、Aちゃんが怯えたのも…、
赤司征十郎の名前を呼んだのも…」
「はい、みなさんの考えてる通りです」
僕の知ってることはここまでです
そう付け足した。
「なんで言わなかったんだよ」
そう言ったのはキャプテンだった
「Aさんが自ら言うと思いますか？
…そんな辛い過去を。」
「「「･･･。」」」
Aさんは強い人だ。
1人で…、
1人で乗り越えようとした
だからこそ、こんな過去を誰にも言わなかった
･
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「悪いわね、言わせちゃって…
とりあえず、今日はここで解散しましょう。
自分の部屋に戻ってちょうだい
あ…、
Aちゃん、動かさない方がいいわよね？
起こさないようにして、あと黒子君はAちゃんのベッドで寝てちょうだい」
こういうときのカントクはすごい
対応力が半端じゃない。
･
･
部屋に戻ろうと食堂をでたら、火神君がいた
･
･
すべてを聞いていたらしい。
火神君の雰囲気でわかった。
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フリリン(プロフ) - 感動ですね。゜゜(´□｀｡)°゜。ﾜｰﾝ!! (2015年9月13日 14時) (
レス) id: 54278c17b2 (このIDを非表示/違反報告)
キューティーオイラー - みんにゃんさん試合を飛ばすのは良いですけど王者じゃなくて帝王です (2015年7月3日 18時) (レス) id: 929ff0284c (このIDを非表示/違反報告)
ゆうにゃん - めっちゃ最高に良い話でした！やっぱり赤司君カッコイいーーーーーー(//∇//)もぅあの格好良さは最高です！この話の続編や番外編など読んで見たいです！ (2014年10月28日 7時) (レス) id: d775060a5a (このIDを非表示/違反報告)
しー(プロフ) - すっっごく面白かったです！この後の高校卒業後など色々まだ見てみたいです！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2014年8月28日 23時) (レス) id: d7b0eed1b0 (このIDを非表示/違反報告)
カズキ(プロフ) - 凄くいい話でした！！最後目から鼻水がぁ……w本当にこの作品は私が読んできた中で良いものだったと感じました！！次の作品楽しみにしています！この作品を読めて良かったです！！ありがとうございます！ (2014年3月25日 11時) (レス) id: 07eb1f7fed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんにゃん†
| 作成日時：2012年12月15日 1時
