不思議な少女 (ページ8)

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ウォッチ使いの自己紹介　天野ナツメページ8

「やっほー!Aちゃん!」
ナツメはAに手を振りながら言った。
「ナツメちゃんー!やっほー!」
Aも手を振りながら言った。
「ナツメちゃんは何のウォッチを使っているの？」
Aは首を傾げながら言った。
「私は妖怪ウォッチエルダだよ!」
Aは何かを思い出したかのように言った。
「エルダ零と何が違うの？」
Aの言葉にナツメは一瞬固まって、驚いたように声を上げた。
「えぇっ!Aちゃんのウォッチってエルダ零？シン君のウォッチと一緒じゃん!あっ…Aちゃんの名字って確か＿＿＿」
ナツメはその言葉に続けて
「下町、だったよね?シン君の名字と一緒!もしかしてAちゃんのご先祖さまは…」
ナツメはとある男の子を目にする。そして
「ウンウン!私の自己紹介終わり！」
途中の切り上げにAはビックリして
「えぇっ!ナツメちゃんの事まだ知らないよ～!妖怪ウォッチの事しか分からないじゃん!」
Aはホッペを膨らましながら言った。
「さぁ!次はあの子だよ!行ってらっしゃい!」
ナツメはAの肩を支え、歩きながら言った。
「えぇ〜〜っ!そんなァ～!」
Aはナツメを見ながら言った。
ナツメはというと、ケースケに似た男の子と、可愛らしい女の子に
(後は任せたよ!)
と少年達に目で訴えながらコクリと頷いた。少年達はナツメが言った言葉が分かったのかナツメにコクリと頷いた。