【忘却の街】忘却学園の日常!!【番外編】

03:来る意味 ページ4

(エンside)

「ここが学校…。」

廊下を歩きながらキョロキョロしていた。すると、ニキが居た。声掛けよ!!

「ニキー!!」
「静かにできないのか?」
「ごめん。」

怒られちゃった…。

「まあ、いいか。……というか、お前は学校に来る意味があるのか?」

ニキは不思議そうに聞いてきた。僕もそれは思ったよ。

「ん〜…正直、来る意味ないかな……。機械だし……知識はもともと入ってるし。じゃあ、ニキは?」

そう言うと、ニキも僕も苦笑いした。

「そうだよな……。……俺は微妙かな?大人だけど、俺の居た所より学べるものは多いだろうし。」
「そっか〜。」

まあ、来て損がないと思うし……いっか。友達も増えると思うし!!


これから何をしようかと悩んでいたら、1つ出てきた。
僕は、ニキに声をかける。

「ねえ、学校探検したい!!」

ニキは、ちょっと嫌そうな顔をしていたけれど、見つめてたら諦めたみたいに溜め息をついた。

「……分かった。」

「やった!ありがとう!」

地図も大体分かるし、冒険冒険〜!
多分、補習とかも受けずに終わりそうだし、授業も知ってる事ばっかだろうから別の事で学生らしくしてみよ!!


お友達増えるといいな……。

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