僕達､物怪庵の方ですが？【不機嫌なモノノケ庵】【募集中】

十九ノ怪【ユウカside】 ページ23

お餅は上手いの〜((ﾓｸﾞﾓｸﾞ




まぁ､僕的には､突き立てのお餅の方が好きやんなんやけどね〜






てか､いつの間にヒヨリが寝ていた…




疲れて寝たのかの？





立「ﾄﾝﾄﾝ))キミ､名前“芦屋”っていうの？」



芦「え？あっはい」





立「ふーん」





“芦屋”という名に､何か意味があるかの？





イ「立法がもっと､力のある奉公人を雇わせたいのは分かってる｡だが俺も､考えなしに雇った訳じゃない」




主殿は､寄生獣を恐れておるのかもしれない…






イ「それに奉公人が務まらないと思ってたら､最初からこいつのこと雇ってねぇよ」




嘘だ…人間に､物怪庵の奉公人なんて務まるわけがない



主殿だって…2代目が人間なんてこと､僕は認めない｡





イ「役に立たねぇし､ヘマするし､仕事増やすし､本当にイラつくけどな」





ほら､言わんこっちゃない




((ﾄﾝﾄﾝ




後ろから､肩をたたかれた





「ユリ…？」



ユ「ヒヨリ､起こしとく？」





「いや……別にええやろ…」




ヒヨリ起こしても､特に役に立たないし←(酷いニャンッ！！byヒヨリ)




イ「立法がこいつを“クビにしろ”と俺に法律を下すなら､俺はその法律には逆らえない｡




,





,




だが､法律を下らない限りは､芦屋を辞めさせる気はない」





どうしてだ…？





彼は役に立たないのに…辞めさせる気はないかの…？





この“人間”は……どうして…？





立「って､イツキは言ってるが､キミはどうなんだい？人間であるキミが､妖怪のために身と心を尽くし働けるのかい？」




身と心を尽くし…働けるか…






そんなん､いいえに決まっておる





僕は絶対認めない｡人間で妖怪が見えるだけの奴が､奉公人なんて務まるわけがない…






芦「立法さんの言う通り､オレは妖怪じゃなくて人間です｡でも､人間だからと言って､もし




,





,




“人類のために尽くせるか”と問われても､それもやっぱりピンとこない！」





イ,ユウ「「……あ”？」」



ユ「どういうこと？」




立((くすくすくす




この人間…頭おかしい…




一度､病院で見てもらった方がいいんじゃないかの？

ニ十ノ怪【ユリSide】→←十八ノ怪【ヒヨリside】

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