55話:大人しく向かう ページ25
とだけ、プツリと切れた。
…こっそり警察に繋げていた電話も切った。
「っAさ…Aさん…!
僕はっ、もう貴方を…!」
小声で震えた声で俺に懇願する
沖矢さんに、心が痛みながらも、
思いきり立ち上がり、顔隠しの為に
被っていた帽子を投げ捨てた。
「っAさ…!」
『ごめん』
そのまま速歩きで二階への階段を登り始めた、ふと見たコナン君の表情は、なんとも言えない悲しそうな表情をしていた。
二階へ行った後、直ぐに目隠しをされた。
※(此処から先、視点がコロコロ変わります)
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「{…おぉ、A、よく来てくれたね}」
『うるせぇよ』
辛辣?仕方ない、ムカついているし、
相手は白と黒の変な仮面を付けて機械声で話していた、ただし直接ではなく、モニター越しでだ。
『俺を捕まえて用済みになった人質を
ドカン…だったらこの場で死ぬぞ?』
「{大丈夫、それはしない、
…けどしばらく閉じ込めはするかな}」
『”あーこういうタイプは信用できない、
ミステリー小説あるあるだ』
そう言えば、確かに、
と同意する声が聞こえた。
『…で、私達っつー事は組織か何かだろ?
俺は…どうなる?』
待ってました!と言わんばかりに
ソイツは嬉々として喋り出した。
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〜コナンside〜
「(クソッ!どうすりゃ良い!?)」
此処には俺の大切な人達がほぼ全員揃って
いた、そんな中で下手に動けなかった、
しかも今は変声機以外の道具は持って
いない、シューズも麻酔針も無かった。
「(ちっくしょう…これ以上無いピンチだ…
しかもAさんは連れていかれた!
どうする、どうする!?)」
遠くの昴さんも同じ事を考えている様で、数人の銃器を持った人間達を目で殺さんばかりに睨んでいた、
…正直怖すぎて震えた。
「(そんな事より!)」
アイツらの様子からいつもの「ボクトイレ〜!」は使えないだろう、しようとすれば容赦無く射殺されそうな雰囲気だ…。
「(不味い、このままだとっ、
Aさんが…!!)」
その時、
「公安警察だ!!お前達大人しくしろ!!」
という、聞いた事のある声と共に
シャッターが壊れた。
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ポテト - 主人公が赤井さんに起こる場面のセリフ「おきやぁ!」が「おぎゃぁ!」に見えてしまって吹きました笑 小説面白いです!頑張ってください! (2023年1月26日 20時) (レス) @page18 id: 1c2bcbd3b2 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - みねさん» えー、一分曲だと思うんですけど、【すりぃ】さんのですよ?後ありがとうございます! (2021年2月27日 11時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
みね - あの〜、今更ですけどエゴロックって3分ぐらいあると思います。後最高でした! (2021年2月26日 7時) (レス) id: 020e8c48d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Tyrant(タイラント) | 作成日時:2020年3月23日 23時