検索窓
今日:1 hit、昨日:26 hit、合計:180,592 hit

55話:大人しく向かう ページ25

とだけ、プツリと切れた。






…こっそり警察に繋げていた電話も切った。









「っAさ…Aさん…!
僕はっ、もう貴方を…!」









小声で震えた声で俺に懇願する
沖矢さんに、心が痛みながらも、





思いきり立ち上がり、顔隠しの為に
被っていた帽子を投げ捨てた。









「っAさ…!」

『ごめん』









そのまま速歩きで二階への階段を登り始めた、ふと見たコナン君の表情は、なんとも言えない悲しそうな表情をしていた。




二階へ行った後、直ぐに目隠しをされた。









※(此処から先、視点がコロコロ変わります)
_________________________________________



「{…おぉ、A、よく来てくれたね}」

『うるせぇよ』









辛辣?仕方ない、ムカついているし、





相手は白と黒の変な仮面を付けて機械声で話していた、ただし直接ではなく、モニター越しでだ。









『俺を捕まえて用済みになった人質を
ドカン…だったらこの場で死ぬぞ?』

「{大丈夫、それはしない、
…けどしばらく閉じ込めはするかな}」

『”あーこういうタイプは信用できない、
ミステリー小説あるあるだ』









そう言えば、確かに、
と同意する声が聞こえた。









『…で、私達っつー事は組織か何かだろ?
俺は…どうなる?』









待ってました!と言わんばかりに
ソイツは嬉々として喋り出した。
_________________________________________



〜コナンside〜






「(クソッ!どうすりゃ良い!?)」









此処には俺の大切な人達がほぼ全員揃って
いた、そんな中で下手に動けなかった、



しかも今は変声機以外の道具は持って
いない、シューズも麻酔針も無かった。









「(ちっくしょう…これ以上無いピンチだ…
しかもAさんは連れていかれた!
どうする、どうする!?)」









遠くの昴さんも同じ事を考えている様で、数人の銃器を持った人間達を目で殺さんばかりに睨んでいた、





…正直怖すぎて震えた。









「(そんな事より!)」









アイツらの様子からいつもの「ボクトイレ〜!」は使えないだろう、しようとすれば容赦無く射殺されそうな雰囲気だ…。









「(不味い、このままだとっ、
Aさんが…!!)」



















その時、





























「公安警察だ!!お前達大人しくしろ!!」







 

という、聞いた事のある声と共に
シャッターが壊れた。

56話:公安警察→←54話:狙いは俺だった



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (100 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
152人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ポテト - 主人公が赤井さんに起こる場面のセリフ「おきやぁ!」が「おぎゃぁ!」に見えてしまって吹きました笑 小説面白いです!頑張ってください! (2023年1月26日 20時) (レス) @page18 id: 1c2bcbd3b2 (このIDを非表示/違反報告)
Tyrant(タイラント)(プロフ) - みねさん» えー、一分曲だと思うんですけど、【すりぃ】さんのですよ?後ありがとうございます! (2021年2月27日 11時) (レス) id: 8824dda887 (このIDを非表示/違反報告)
みね - あの〜、今更ですけどエゴロックって3分ぐらいあると思います。後最高でした! (2021年2月26日 7時) (レス) id: 020e8c48d7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Tyrant(タイラント) | 作成日時:2020年3月23日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。