第33話 15日目 �� ページ33
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アイスを食べてるときに、ふと思い出した。
水族館で見た二人。
私が恥ずかしい勘違いをして、秋に打ち明ける引き金となったあの光景。
あれは何だったんだろうって。
「ねぇ、秋」
「ん？」
「今日、豪炎寺くんと水族館にいたよね？」
「あ〜、うん。いたいた」
そう、だよね。
「何で二人で……？」
「豪炎寺くんが何か買いたいものがあるらしくて、一緒に選んでくれって言われてさ〜。あれ？Aもいたの？」
「まあ、うん」
「もしかして、勘違いさせちゃった？」
「ち、違うよ？別に、ただ、何してたんだろーって思っただけで……」
「うふふ、嫉妬したの？もう！可愛いなぁ!」
秋がわしゃわしゃーって私の頭を撫で回す。
秋の言うとおりだから。もう、何も言えない。反論の余地なんてこれっぽっちも無い。
そうだよ？嫉妬。だっさい嫉妬。
でも、そのおかげでわかったからいいのかも。
って、無理やりポジティブになってみても、恥ずかしいものは恥ずかしい。
「……秋……もうやめて……。恥ずかしい」
「あはは、ごめんごめん。それで、鬼道くんのことはどうするの？」
「あっ……」
ドキッとした。
今日、デートに行って、そこであの光景を目にして、それで……。
「もしかして、そこ何も考えてなかったの？」
「もしかする……かも」
「はぁ、やっぱりね。Aのことだから、何となくそんな気がしてた」
さり気なくディスられた気がしなくもない。
鬼道くんとの関係。
豪炎寺くんへの気持ち。
いつかは、ケリをつけなきゃいけない時が来る。
その時はいつだろう。
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pomme(プロフ) - 豪炎寺修也推しさん» いつもありがとうございます！ゆるゆる頑張ります（＾ｖ＾） (2020年4月24日 23時) (
レス) id: d65527bd76 (このIDを非表示/違反報告)
豪炎寺修也推し - 真っ赤な空の下でから来ました。ここまで読んだだけでわくわくどきどきが止まりません！pommeさんのペースで頑張って下さい！ (2020年4月24日 20時) (レス) id: e2e58e1092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pomme | 作成日時：2020年4月19日 10時
