4話 この世界を ページ7
裏路地。
空はどんどん夕闇に染まり、暗くなる。
そんな時間に、俺と彼らは情報交換をしていた。
｢…情報の擦り合わせが必要みたいだね。｣
『俺の名前は、来栖 A。…有意義な時間にしよう。』
〜共有後〜
『なるほどな、ようやく腑に落ちた。』
《A…》
『わかってるよ、モルガナ。』
「これから君はどうするんだい？」
『どうするって…あの偽神に大罪の徹甲弾を撃ち込みまくるだけだが。』
「」←
「いや、君、住むところとか…」
『ネカフェ行けばいいかと。』
「ダメだよ！…君は僕達に頼るという選択肢はないのかい？」
『頼る…』
(もう、私たちにも頼ってよね！)
(なんの為に俺達が居るんだっつーの！)
竜司…杏…
(ワガハイは相棒だぜ！支えてやらなくてどうする！)
(俺たちはお前に救ってもらった。今度は俺達が救う番だ。)
モルガナ…祐介…
(確かに私たちのリーダーは貴方だけ。だけど、だからって無理する必要は無いわ。)
(にっひっひ。ジョーカーは頑張り屋さんだからな！たまにはゆっくり休むのも大事だぞー？)
真…双葉…
(Aくん、皆、貴方のことを大切に思ってる。だから貴方も、自分を大切にして？)
(お前は、俺と約束しただろ。負けんな。そのためにどうすればいいか考えろ。)
春…明智…
(A。僕は知ってるよ。君が頑張ってるってこと。だから、時々は休んでいいんだ。肩の力を抜いていいんだ。)
(…契約の時に言ったな。己が信じた正義の為に、あまねく冒涜を省みぬ者、と。信じるものは己の正義だけではないのだろう？)
零…アルセーヌ
『そう、だな。頼らせてもらおうか』
《(A、やっと笑った…きっとあいつらの事でも思い出したんだろ…)》
「(そうか、年相応な笑い方もするのか…きっと私たちがこの少年から笑顔を奪ってしまったんだろう…くっ…)」
「(年相応の、はにかんだような笑顔、か…よし、決めた！)」
「「君、雄英高校に入らないか？」」
『《雄英高校？》』
「ヒーローになる為の高校さ！」
「君は色々な人を救ってきた。君はヒーローになるにふさわしい！」
『ヒーロー…』
《A》
『あぁ、わかってるよモルガナ。俺はこの世界でヒーローになる。本当のヒーローに。』
《もう、守るための力は持ってるもんな！胸を張って救ってやれ！》
『showtimeだな！』
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滅月(プロフ) - エイスケさん» ありがとうございます。今日ちょっと更新したので、読んでくれると嬉しいです。 (2019年12月16日 3時) (
レス) id: 4974b593df (このIDを非表示/違反報告)
エイスケ(プロフ) - 更新待ってます (2019年12月8日 2時) (レス) id: a9f17d6973 (このIDを非表示/違反報告)
滅月(プロフ) - 人形師さん» ありがとう…ございます…全然更新できなくて申し訳ないです…pixivでも刀剣乱舞書いてるのでよかったら (2019年7月26日 2時) (レス) id: 0b47fc3e16 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 好きな作品があったので読んだら凄く面白いです！続き待ってます！ (2019年7月25日 19時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
滅月(プロフ) - 雪羅さん» あっあっありがとうございますぅ！？ (2019年7月11日 6時) (レス) id: 0b47fc3e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：滅月 | 作成日時：2019年2月25日 22時
