３話 この世界の ページ6
『…ふぅ。』
《撒けたみたいだな…》
『あぁ。…これからどうする？』
《とりあえず、衣食住は確保すべきだろ。》
『…そうだな。とりあえず、仲間達に連絡とれるか…』
《》←
『…圏外？』
《…みたいだな…》
『…通貨』
《コンビニ行ってみればいいんじゃないか？》
『そうだな…ッ！』
目の前に現れたのは、金髪でガチムチの画風が違う(メタ)男と、ネズミのような青年(？)だった。
俺はとっさに変身し、ペルソナ発動の準備だけする。
…発動させる気はない。
『…(俺は、間違えない。怪盗団のポリシーは弱者の救済だ。一般人に危害は加えない。)』
モルガナも猫の姿のままだが、威嚇している。いざとなったら加勢してくれるだろう。
冷静に状況を整理し、自身の頭を冷たく、鋭く尖らせていく。
『(さて、どうやって切り抜けるか…)』
ちょうどよく、逃走道具【煙玉】もあるところだ。
そう判断したとき。
「…やれやれ。オールマイトでもダメか…」
「…みたいですね。…少年、警戒を解いてくれ。我々は危害を加える気はない。」
『…その事が真実だと判断する証拠が無い。』
「単刀直入に聞くが、さっき敵を倒したのはキミであっているかな？」
『…そうだ。だが、その行動に称賛も名誉もいらない。…敵？シャドウの事か？』
「シャドウ？なんの事だ？キミ、もしかしてヴィランを知らないのか？」
『…知らない。…俺に何の用だ。』
《…A。》
『…わかってる。だが、少しでも情報がほしい。』
「しょうがないね、着いてきてくれるかい？」
《Aを警察に連れていく気か！？》
「そんなことはしないさ。」
『ッ！？モルガナの声が聞こえるのか…？』
「あぁ、いい忘れていたね。僕の”個性“は【ハイスペック】でね。」
『…“個性”？』
《…なんだそりゃ》
「“個性”も知らないのかい！？」
『…悪意が無いことはわかった。俺は情報がほしい。』
俺は、変身を解いて、彼らに向き合った。
『ここからはオトナの時間だ』
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滅月(プロフ) - エイスケさん» ありがとうございます。今日ちょっと更新したので、読んでくれると嬉しいです。 (2019年12月16日 3時) (
レス) id: 4974b593df (このIDを非表示/違反報告)
エイスケ(プロフ) - 更新待ってます (2019年12月8日 2時) (レス) id: a9f17d6973 (このIDを非表示/違反報告)
滅月(プロフ) - 人形師さん» ありがとう…ございます…全然更新できなくて申し訳ないです…pixivでも刀剣乱舞書いてるのでよかったら (2019年7月26日 2時) (レス) id: 0b47fc3e16 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 好きな作品があったので読んだら凄く面白いです！続き待ってます！ (2019年7月25日 19時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
滅月(プロフ) - 雪羅さん» あっあっありがとうございますぅ！？ (2019年7月11日 6時) (レス) id: 0b47fc3e16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：滅月 | 作成日時：2019年2月25日 22時
