少年団のPDニム (ページ17)

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踊って息が乱れてる中聞いてくるジミンさん

「今、辛いですか？焦ってませんか？
ジミンさん、バレエとか習ってました？」

そういうと、悲しい顔をするジミンさん

JM「やっぱ、わかるよね、癖がでてるよね」

きっとそれが原因かな

「はい。わかります。
癖がでてしまうのが気になりますか？
それが、ジミンさんを押し殺してるみたいに見えます。」

JM「ソンドゥク先生に言われることは癖を直せってだけなんだ
でも、それができない」

「癖って無意識なので、難しいです。
でも、聞いてください。私、ジミンさんのダンス、しなやかで好きなんです。
だから、難しく考えず、ダンスみたいに柔軟に物事を捉えると楽かもしれないですね。
さっきの踊ってくださった部分は癖は一つもなかったですよ。辛いのはなんでですか？
ジミンさんは努力家なんですね。」

そう言うとジミンさんは「・・・なんか、難しく考えすぎてたのかな？」って水を飲み始めた

ジミンさんがこの辛さを乗り越えて、もやもやが晴れたそんな日にダンスすれば
自分でも満足できるダンスができるんじゃないかな

”気持ちの問題”なんてね

そんな時、隣から「ありがとう」って声が聞こえて鏡をみると
鏡越しにテヒョンさんと目が合った

ジミンさんはユンギさんの練習の付き合いに行ってしまって
また、必死に踊って教えてた

TH「ジミナ最近、元気なくて、体調悪いのかなって思ったけど、そうじゃなさそうだし何かあったのかなって思ってたんだ・・・」

「そうなんですね」

TH「でも、さっきの言葉で救われたんじゃないかな」

「そうだといいです」

TH「うん。努力しすぎあいつ」

その言葉を羨ましそうに言うテヒョンさん

「テヒョンさんも十分努力してます。大丈夫です」

TH「Aちゃんにそう言われると安心するのはなんでだろ？」

その時ソンドゥク先生が練習室にやってきた