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第55Q 風邪 ページ6

涼太side



黄瀬「笠松先輩、聞いて下さい!」

笠松「んだよ!ニヤついて気持ちわりぃなぁ。どうせ、Aの事だろ?」

黄瀬「何で分かるんスか!?」

笠松「お前ここの所、色ボケしてるから」

黄瀬「そうッスかぁー」

笠松「で……何?」

黄瀬「昨日、藤沢へ行ってAっちと手を繋いだ時の事っス!」





俺は頬を染めて、思い出しながら語った。





黄瀬「帰ろう?」

貴方「う、うん。あの黄瀬君、一緒に下校する日は何処かで待ち合わせにしない?海常から此処まで、来るの大変だし……」

黄瀬「そんな事ないっスけど……」

貴方「学校の人に見られるのは、恥ずかしいよ……」








黄瀬「……って、耳まで真っ赤にして言ってたんス。もう、可愛くて!」

笠松「聞いてたらシバきたくなったけど、辞めた……」

黄瀬「今日は、心が広いッスね」

笠松「……広くねぇよ。殺してやる!」

黄瀬「!?マジっスかぁー!」





先輩は、怖い顔で俺の首を絞める。
大事な幼なじみの色恋沙汰を聞いて、崩壊したんスかね?





笠松「あれ?お前、身体が熱くね?」

黄瀬「あんま感じないっスけど……Aっちにお熱だから!」

笠松「バカ!熱、計ってみろ!」





ピピピッ





黄瀬「37.5℃っス」

笠松「夏風邪か……お前らしいな。プッ」

黄瀬「え?」

笠松「夏風邪は、バカがひくモンだ」

黄瀬「!?酷いじゃないスか!」

笠松「ちょっと待ってろ」





そう言い残して、先輩は体育館外へ出て行った。
練習出来るっス。
気持ちが高ぶって、熱いだけなんスよ。





笠松「黄瀬、今日はもう上がれ。ゆっくり休んだ方がいい」

黄瀬「でも……」

笠松「寮の管理人さんに、客が来る事とメシは要らねぇって、伝えておいてやる」
※このお話、黄瀬君は寮に入っている設定にしましょう。

黄瀬「客にメシ抜きって、どういう事スか!」

笠松「……お前の看病を、天使ちゃんに頼んだんだよ!分かったなら、とっとと帰れ!」

黄瀬「へ……?Aっちが来てくれる……って?!先輩……本当は優しい」

笠松「甘えるな!シバかれてぇのか?」

黄瀬「まさか。お先に失礼しまっス!」





君が来たら、余計に熱が上がりそうだけど……



黄瀬 涼太、ダッシュで帰るっス!

第56Q 看病→←作者よりお知らせ



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設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太 , キセキの世代   
作品ジャンル:アニメ
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さつき - 彼氏ほしいー (2015年4月16日 21時) (レス) id: eca5933199 (このIDを非表示/違反報告)
スン(プロフ) - たかねさん» 私も黄瀬君理想ですーヾ(≧∇≦)閲覧、ありがとうございます! (2014年7月3日 1時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
たかね - 彼氏欲しいです〜! (2014年7月2日 23時) (レス) id: 15273cc097 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ(プロフ) - 青峰 (2014年6月26日 23時) (レス) id: 03a367e38c (このIDを非表示/違反報告)
スン(プロフ) - かおりん(´-ω-`)さん» すみません……。゚(゚´Д`゚)゚。としか言えません。いけなかったでしょうか?(汗) (2014年3月2日 19時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スン | 作成日時:2013年7月16日 9時

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