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第75Q もっと ページ26

涼太side



よく見ると、彼女の顔は真っ赤。
でも、嫌がる素振りも見せない。
俺たち、先に進んでもいいって事スか?



ベッドに手をついたまま、顔を君に近付ける。
息がかかる位に……
大きな瞳に見つめられて生唾を呑むと、その瞳はゆっくり閉じられた。



俺はサラサラな髪を優しく撫でて、まず1回触れるだけのキスを落とす。
いつしても、柔らかい唇……
俺の名前を呼ぶ唇……
もっとっス……もっと欲しい///



感情の赴くままに、君に覆い被さって唇を再び吸い寄せた。
今度は長く、何度もリップ音を立てながら……





貴方「ん……」





慣れない事に、必死で受け止めようとしてるのが分かる。
だから、余計に愛しい。
まだっス。
止めたくない……





黄瀬「A……好きっスよ」

貴方「わ……たしも」

黄瀬「この先……前に拒まれたけど、今日はしてもいい?」





ダメ元で聞いてみたが、君はすんなり首を縦に振ってくれた。
天にも昇る気持ちっス。
生きてて良かったー!



首に腕を絡めてくる君に、深く口づけて口内を貪り始めた。
その感触は溶けるように甘く、反応してる声に自分の身体は火照ってしまう。



チュッ クチュッ



ムードに流され激しくしてしまったせいか、肩で息してる君に気付いて、一旦中断した。





黄瀬「ん……A」

貴方「何?」

黄瀬「今日を境に、【黄瀬君】って呼び方やめないっスか?」

貴方「……じゃ、きーちゃん」

黄瀬「ダメ」

貴方「涼ちゃん?」

黄瀬「呼ばれてみたいけど却下!」

貴方「えー。なら、涼太君?(呼び捨てなんて、恥ずかしくて出来ないし)」

黄瀬「ボツ!」

貴方「ひらめいた!海常バスケ部7番」

黄瀬「……おちょくってんスか?」

貴方「そういう訳では……私は、さつきちゃんの呼び方が、1番可愛いと思うけど」

黄瀬「可愛いとか、どうでもいいんスよ」





あぁ、Aは!
ストレートに、下の名前で呼んで欲しいッス!



素直じゃない彼女を虐めたくなって、首筋に顔を埋めた。
纏う香りが俺をおかしくする。





貴方「黄瀬君、くすぐったいよ」

黄瀬「黄瀬君じゃない。【涼太】!」

貴方「え?!」

黄瀬「呼び捨てがいいっス。呼んで?」

貴方「……涼……太」

黄瀬「ドキッ!もっと……」

貴方「涼太……」





うんうん。
自己満足。
パァーッ



【涼太】呼び、貰ったっスよ!

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設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太 , キセキの世代   
作品ジャンル:アニメ
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さつき - 彼氏ほしいー (2015年4月16日 21時) (レス) id: eca5933199 (このIDを非表示/違反報告)
スン(プロフ) - たかねさん» 私も黄瀬君理想ですーヾ(≧∇≦)閲覧、ありがとうございます! (2014年7月3日 1時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)
たかね - 彼氏欲しいです〜! (2014年7月2日 23時) (レス) id: 15273cc097 (このIDを非表示/違反報告)
みるくてぃ(プロフ) - 青峰 (2014年6月26日 23時) (レス) id: 03a367e38c (このIDを非表示/違反報告)
スン(プロフ) - かおりん(´-ω-`)さん» すみません……。゚(゚´Д`゚)゚。としか言えません。いけなかったでしょうか?(汗) (2014年3月2日 19時) (レス) id: d92a5593cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スン | 作成日時:2013年7月16日 9時

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