僕、君が好きです！《探偵チームＫＺ事件ノート》

ごめんね・・・ ページ38

by友花

Aがなんで私達を避けるのか私には、さっぱりわからない・・・。

友「どーしようかな・・・」

話しかけてみる？いや、無理矢理は可哀相だしなぁ。だからといってなんにもしないっていうのも・・・１人、悩んでいたそのとき！

母「友〜！Aちゃん来たわよー」

えっ！A？でもなんで・・・。絶好宣言とかじゃないよね？

『友ちゃん・・・避けててごめんね』

そう言うAの目には涙が溜まっていた。

友「A、大丈夫だよ！なんで私達を避け
　ていたのか教えて？」

『この前・・・グス・・友ちゃんと和彦君がぁ
　一緒に・・・歩いてるの見て・・・仲良さそ
　うだったから・・グス・・私、邪魔なのかな
　って思って・・・』

友「そっか・・・勘違いさせちゃったんだね」

とりあえず、Aの背中をさする。

『勘違い・・・？』

友「別に私達はAが嫌いな訳じゃない
　し、邪魔だとも思ってないよ。」

『そうだったんだね・・・あっ』

友「どうしたの？」

『まだ、和彦君に言ってないから・・・』

え〜！なんで！？まず、小塚君に言おうよ！

『どうしよ・・・』

Aはあたふたしてる・・・

友「今から行きなよ！家、わかるでしょ？」

Aは私の家を飛び出していった。

友「これでいいかな？」

私のスマホ画面には、

いまこそ、告白の時間だよ!

と書かれていた。

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