僕、君が好きです！《探偵チームＫＺ事件ノート》

ヒーローはやっぱりあいつ！ ページ36

byA

２人を避けて１週間が立った・・・。私の性格からか、やっぱり避けるのは辛いみたい・・。
でも・・・あれを見てしまったからやっぱりお話しできないよ・・・！和彦君と友ちゃんが笑いながら歩いていた場面・・・まだ、頭から離れない・・・

『私・・・・どうしたらいいのよ・・・』

その場にしゃがみこむ。

？「ねぇ、君、Aさんだよね？」

上から聞こえたその声は何回か聞いたことのある声だった。上を見上げると・・カッコいい？男の子がニコニコしながら立っていた。

『そうだけど・・・誰でしょうか？』

？「えっ、俺のこと知らないのかよ！マジで」

知るわけないじゃないの！有名な人？でも、なんか聞いたことのある声だなぁ・・

？「俺は若武 和臣！聞いたことぐらいあるはず
　だぞ！」

あっ・・・思い出した。秀明初日に話しかけてきた男の子だ。うるさかったなぁと思ったんだっけ？

『若武君は何の用ですか？』

若「なんで、小塚を避けるんだ？」

なんで、和彦君のこと知ってるの？私が和彦君を避けていることも・・・

若「俺と小塚は親友だからな」

なぜだろう？この人になら話してもいいと思った。

『実は・・・・・・・・・・ということが』

若武君は何か考えた後、私に言った。

若「小塚はそんなことするやつじゃない！確認
　したのか？」

『して・・・ません・・・』

若「まず、確認しろよ！本当にそうだったら俺
　に相談してくれよな！話、聞くからさ！」

無責任な言葉なはずなのに元気が出るのはなぜだろう？

『そうだ・・・ね・・・』

そう言うと、いてもたってもいられなくなり私は走り出した。
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やっぱりヒーローは若武君ですよね！
残り１０話・・・いや！私からのあとがきがあるから９話だ・・・！
ここまで来れたのはみなさんのお陰です！これから本当のラストになります！たぶん残り３話〜６話ぐらいじゃないでしょうか？
これからも応援よろしくお願いします！

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