僕、君が好きです！《探偵チームＫＺ事件ノート》

むかし、むかし・・・ ページ20

by友花

小塚君は本気だなぁ。話聞いててわかったけどAのことをキラキラした目で話すんだもん！Aも小塚君みたいな人ともっと早く出会えれば、あんな思いしなくて良かったのになぁ。

Aは有明企業の１人娘だった。【だった】っていうのは、その会社が倒産しちゃったからだ。ライバル会社との戦争に負けちゃって・・・。普通なら可哀相と思うかもしれないけど、私は良かったと思ってる。Aは小さいときから英才教育を受けたりしていた。あまりにも過酷なものでAはよく熱を出していた。朝から晩まで勉強に習い事・・・これはまだいいほうだった。小３になったある日、Aは政略結婚のためお見合いをすることになった。みんな、お金のためにAとお見合いする。Aのこと好きな人は誰もいなかった。Aはどんどん人が嫌いになり私以外には心を閉ざすようになってしまった。そのあと、会社が倒産。Aは自由の身になったんだ。

小塚君はAの性格が好きだ。Aも小塚君の優しいところに引かれたのだろう。

友「２人の恋、成功してほしいなぁ」

私はぽつりと呟いた。
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シリアスを書きたかったんです！
シリアスじゃないかもですが・・・。
久しぶりに長めのページを書いたので今日は、許してください・・・

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