【あんスタ】魔法使いと占い師【逆先夏目】

25話 ページ32

スバルside

ゆうべ、夏目から電話がきた。

夏目『夜分遅くにごめんネ、少しばかり頼みたいことがあるんだけド……』

スバル「夏目からの頼みって珍しいからきいてあげる！で、なになにー？」

夏目『明日１日、子猫ちゃんを観察してほしイ』

観察……？Aを？

スバル「Aの観察ってどんなの？」

夏目『簡単なことだヨ。子猫ちゃんが無意識にボクの名前を出したり、探す素振りをするかどうかをみてほしいんダ』

んー、よくわかんないけど、やってみるしかないよね！

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次の日。
俺はいつも通りにホッケーやウッキーと喋っていた。

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

『おはよ〜』

おっ、きたきた。

「「おはよー」」

『…………あれ、夏目くんまだ来てないの？』

早速?!いや予想はしてたけどさ！
ここは落ち着いて、

スバル「またいつもの感じじゃないかなー、わかんないけど！」

『……………………………』

どこか安心したような、悲しそうな表情。


ねぇ夏目、

別に観察なんかしなくても

あんたになら答えはもうわかってるでしょ？

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