第２５話 ストー加藤 ページ27
結局午前中はずっと戦わされた挙句
午後は風紀委員の仕事を手伝わされるというかわいそうな私
その日から、なんか転入組とマヨ達が仲良くなってきた気がする
良かったねー
で
加「ちょっとちょっと〜、無視しないでよ〜」
なんで私はコレにストーカーされるハメになってるんだろう
貴「無視してないです。右から左へ聞き流してるだけです。アンダースタンド？」
加「連れないなぁ、ま、そんなトコも含めてイイんだけどね♪」
この人苦手
性格もそうだけど・・・何か引っかかる
「Aねーさーん！」
貴「フラン」
こっちに走って、抱き付いてくるフラン
フ「姉さんの帰りが遅かったんで迎えに来ましたー」
貴「ありがとフラン」
加「ん？このチビっ子もしかしてAちんの弟ちゃ〜ん？」
フ「誰ですかーこのヒゲオヤジ」
加「まだオヤジって年じゃねーだろ？」
貴「客観的な意見は当たってたりしますよヒゲオヤジ」
加「Aちゃんまでそんな事言っちゃって〜」
フ「・・んー・・？」
加「？」
私に抱っこされたフランは、ジーっと
ストーカー加藤さん略してストー加藤を見る←
フ「なんか胡散臭い顔してますねー」
やっぱりフランもそう思うんだ
貴「全身からあふれ出してるよね」
加「姉弟揃ってヒドいな〜、オレちん泣いちゃうぜ？」
フ「泣くなら他所で泣いてくださーい。Aねーさん帰りましょー」
貴「そうだね」
加「ちょちょちょっ！！・・・成績優秀、スポーツ万能。容姿端麗。なのにAちゃんがまだ手に入れてないものって、何だろうね？」
貴「！」
フ「？」
貴「フラン、先に帰ってて。私もこのストーカー撒いてすぐに帰るから」
フ「ちぇー、わかりましたー」
フランを下し、先に帰らせる
貴「・・・」
この男・・・
貴「何が目的なの？胡散臭すぎるオーラが隠しきれてないよ」
加「もしかして君も術士〜！？スッゲー偶然！やっぱオレちんとAちゃんって相性いいんじゃね？」
貴「術士・・やっぱり。その顔も幻覚？・・では、なさそうだね」
加「オレちんの質問に先に答えてよ。Aちゃんはさぁ・・・何を求めてるの？」
獲物を捕らえるような、鋭い目が私に向けられ
思わず一歩後ずさる
貴「っ・・何って・・・」
加「余裕そうに見えて、焦っている・・何をそんなに怯えているのでしょう？」
貴「！」
一瞬この人が、違う誰かに見えた
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夜久 あっくん(プロフ) - 完結おめでとうございます！今回も凄い面白かったです！次回作も頑張ってください！ (2017年1月4日 17時) (
レス) id: beef1d74ec (このIDを非表示/違反報告)
わさび10000％ - 完結おめでとうございます！次の作品もたのしみです！ (2017年1月4日 15時) (レス) id: e11ce2b783 (このIDを非表示/違反報告)
ほほふー - 完結おめでとうございます！ (2017年1月4日 8時) (レス) id: 3926f301a2 (このIDを非表示/違反報告)
マシマロ王子♪(プロフ) - 完コメありがとうございます！！自作は下書きがまだ何もできあがってないので、納得いく作品ができ次第投稿しようと思ってます♪ これからもどうぞよろしくお願いします！ (2017年1月4日 7時) (レス) id: 47c2b0a848 (このIDを非表示/違反報告)
瑠乃(プロフ) - 完結おめでとうございます！ (2017年1月3日 20時) (レス) id: 86e2518c33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マシマロ王子♪
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/masipage/
作成日時：2016年12月15日 19時
