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リヴァイside
こいつ、アホだ。
思わずこいつの頬を掴んでしまったが、まぁいい。最後の言葉まで、言わせることがないようにだったからな。
全く。こいつはどこまでアホなんだ。今まで生き残れたのは、こいつの実力と、こいつを信じて着いてきた奴らのおかげだろうに。
こいつにそれを言ったところで意味は無いだろうが……。
自身の評価が低すぎんだよこいつ。もっと、お前はできる。
さて、それをどうやってこいつに伝えるか……。
「ひ、ひぶぁいへいひょう〜〜」
「ちょっと待ってろ。今整理している」
「わわひのほっへをひゃわりながひゃでふかぁ〜」
「あぁ」
それにしても、こいつの頬。随分柔けぇな。子供かよこいつ。俺よりはガキだが……。
「…………おめぇは、もっと自分について考え直せ」
「ほへ？」
「間抜けな面を晒すんじゃねぇ」
「いや、これはリヴァイ兵長がやった事なんですけどね？！ 頬赤くなってないですか？！」
手を離したら離したでうるせぇな。
「そんなことより」
「そんなことより？！？！」
「おめぇは、自分よりあいつが生き残っていた方がなどと。バカが考えるようなことを口走ろうとしただろ」
「うっ……」
「図星だな。確かに、あいつは優秀だった。俺が選んだんだからな。だが、さっきも言った通り、おめぇを庇って相手が死んだ訳では無い。そもそも、調査兵団に入った時点で、予想出来てきただろうが」
「…………そ、うですが……」
ちっ、辛気くせぇ顔浮かべやがって。まぁ、仕方がねぇけどな。
何度仲間の死を見てきたか。何度、自身の選択をミスしてきたか。
何度、俺達は仲間を殺してきたか。
「…………リヴァイ兵長」
「なんだ」
「私達は、人類のために心臓を捧げています。私も、その気持ちは変わりません」
「…………」
「でも、私。人類より……あの……」
「…………なんだ？」
なんだいきなり。というか、顔。赤くないか？ もしかして熱か？
雨に打たれていないと思うが。もしかして知恵熱？ おいおい。勘弁しろ。この後大量の仕事があるんだぞ。俺の苦手な資料系は誰が捌くんだよ。
「私！ 人類に心臓を捧げたくないです！」
「…………は？」
え、なんだよ急に。それに、捧げたくないって……。今までそんなこと、1回も言ってこなかったじゃねぇかよ。いきなりどうしたんだ。
「私、人類ではなく──リヴァイ兵長に、捧げたいです！ 心臓だけではなく、心や体を！！」
…………は？
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percussion822(プロフ) - もみじさん» なるほど！！まだ決めていないでますね(；・∀・) (2022年10月15日 13時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
percussion822(プロフ) - もみじさん» こんにちわ！読んでいただきありがとうございます( ⌯'֊'⌯) 違うバージョンと言いますと、シチュエーションとかですかね？ 今はまだ考えてないですね💦 (2022年10月7日 22時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - こんにちは、このお話面白いです次は、違うバージョン出せれますか？ (2022年10月7日 14時) (レス) @page25 id: e4ff6976ba (このIDを非表示/違反報告)
percussion822(プロフ) - みゆこさん» ありがとうございます！！また違う物語でお会いできたら嬉しいです( *´꒳`* )♡ (2022年8月24日 10時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - 連載おつかれ様です！！(^○^) (2022年8月24日 8時) (レス) @page45 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2022年7月3日 3時
