番外編 ページ33
エレンside
こ、怖かった。Aさんのあの目、人一人殺してそうな目立ったぞ。リヴァイ兵長が関わるとマジでこの人怖いな……。いや、関わっていなくても怖かった……。
今は疲れたのか普通に男である俺の隣で腹出して爆睡してるし。あぁ、ヨダレ……。
「…………もしかして、励ましてくれてたのかな……」
というか、なんでAさんが兵長の代わり？ これは、兵長言ったのか？
「…………あほ面」
女がこんなに顔を浮かべていいのかよ。ははっ。これは、兵長も大変だろうな。
「…………ありがとうございます、Aさん」
☆
ハンジside
「リヴァイ」
「どうした」
「今回の巨人実験のことだったんだけど、今時間大丈夫？」
「あぁ」
大丈夫ではあるのかな。Aが怪我をして、少しは取り乱しているのかと思ってたけど。まぁ、今回相手はエレンだったし、複雑なんだろうね。
「えっと、今回の実験結果は──あ、取り乱してるねやっぱり」
潔癖症のリヴァイが頭にホコリつけてる。なんか、髪飾りみたいになってるけど……いいのそれ。
「どうした」
「新しい髪飾りだと思ってね」
「あ？ 何を言って──さっさと教えやがれ」
「ごめんごめん、珍しくてさ」
慌ててとってる。この光景、Aが見たら発狂するんだろうなぁ。珍しいし。
「そうだ、ひとつ聞きたかったんだけど」
「なんだ」
「どうしてエレンのところにAを送り込んだの？ 怪我もしてるし、安静にしておくと思ってたんだけど」
あ、少し考えてるな。
「…………さぁな」
「え？ 考え無しとかじゃないよね？」
「どうだろうな」
うわぁ、教える気ないなこれ。はぁ。
まぁ、予想はできるけどさ。
多分、エレンの心を気遣ったんだろうね。Aは思ったことをそのまま口にするし、でも人を不快にはしない。
ある意味才能だよね、あれ。多分、それをわかってリヴァイは送ったんだろうな。
まぁ、それでも心配してるみたい。さっきからソワソワしてる。
「エレンのところに行ったら？」
「は？ 話があるっててめぇが言ったんじゃねぇか」
「後ででも大丈夫だから」
早く行ってあげなさいな。
「…………悪いな」
「いいって」
まったく。本人の前では素直じゃないのにねぇ。いや、素直……では無いか。今も。
「頑張ってよリヴァイ。こんな生活が続く保証なんて、ないんだからさ」
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percussion822(プロフ) - もみじさん» なるほど！！まだ決めていないでますね(；・∀・) (2022年10月15日 13時) (
レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
percussion822(プロフ) - もみじさん» こんにちわ！読んでいただきありがとうございます( ⌯'֊'⌯) 違うバージョンと言いますと、シチュエーションとかですかね？ 今はまだ考えてないですね💦 (2022年10月7日 22時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - こんにちは、このお話面白いです次は、違うバージョン出せれますか？ (2022年10月7日 14時) (レス) @page25 id: e4ff6976ba (このIDを非表示/違反報告)
percussion822(プロフ) - みゆこさん» ありがとうございます！！また違う物語でお会いできたら嬉しいです( *´꒳`* )♡ (2022年8月24日 10時) (レス) id: 5e57f3acae (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - 連載おつかれ様です！！(^○^) (2022年8月24日 8時) (レス) @page45 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜桃 | 作成日時：2022年7月3日 3時
