クララと一緒 ページ7
.
例の使い魔召喚事件から数日
すっかり一緒にいるようになったアズ君、入間君の二人と授業で使う教材を受け取りに来たのだが..
「ストラーイク!!あっははははは!!」
物凄い勢いで積んであった教材の山に突っ込むひとりの女の子
相当痛そうな音がしたけど…
居ても立っても居られず声をかけようとした時、アズ君に腕を止められた
アズ「よせ!話しかけると厄介な事に…!」
イル「だっ、大丈夫?」
アズ「っ!入間様なりません!」
アズ君の声が届いた頃にはもう遅く、緑色の髪をした女の子は瞳をキラキラさせ
クラ「あたしクララ!右足がコナーで左足がマーフ!あんね!教材取ろうとしたの!でも勢い余って突っ込んじゃった!物が積んであるとバコーンってやりたくならない?なるよね!あっ、飴あげる!」
内容がぎっしり詰まったマシンガントークをひとしきりすると「もっかいやるから見てて!」と教材を積みなおしだした
ポカーンと口が塞がらない私と入間君にアズ君が説明する
アズ「ウァラク・クララ。かなりの変人と有名です。まさかAまで知らなかったとは…
懐かれると面倒なので皆近づきません。中にはちょっかい出す者もいますが」
「絶対関わらない方がいい」というアズ君
でも何だかそれって可哀想な気が…
『クララちゃん…だっけ?良かったら私と…』
「コラー!!何してる!?出でけ!!」
騒ぎに駆け付けた先生の魔術で中庭に放り出されてしまった
その後のクララちゃんも元気いっぱいで…
クラ「入間ち!アズアズ!Aち!何して遊ぶ!?色々あるよ!
トゲトゲボール!ガブガブ絵本!血みどろ家庭崩壊魔々ごとセット!!」
いつの間に用意したのか、沢山の玩具を用意して喜々としていた
魔々ごとに決めたようで、アズ君に逃げようと提案されていた入間君に犬の役をお願いしていた
魔々ごとかぁ…小さいころにアズ君とよくやったなぁ
クラ「アズアズは私の夫と不倫する隣人の未亡人ね!」
アズ「ふざけるな!!大体、魔々ごとでは私が夫でAがお嫁さんと決まっているのだ!
そもそも入間様がペットなどと…!!」
何だか小さい頃の恥ずかしいノリを暴露された気もするけど。
結局入間君にほだされたアズ君はノリノリで未亡人の役をした
65人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「魔入りました!入間くん」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
豆腐の凉宮 - やっと.....見つけた.....オペラさん落ち (6月3日 23時) (レス) @page11 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:失踪癖 | 作成日時:2022年9月26日 17時