夢見る乙女は最強無敵【魔入りました！入間くん】 (ページ5)

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入間君と使い魔召喚ページ5

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アズ「お早うございます入間様！！６時間と６分前からお待ちしておりました！」

『ごめんなさい入間君、これでも止めたんです…』

例の決闘以来すっかり入間君の配下となってしまったアズ君

朝早くから迎えに来たかと思ったら…入間君をお出迎えする為に、誰よりも先に学校に登校すると言う

アズ君がこんなにも張り切ってるのを見るのは初めてだったから、何だか放っておけなくてついて来てしまった

おかげさまでとっても眠い

イル「えっと、アスモデウス君…」

アズ「どうぞ「アズ」とお呼びください！あっ、お鞄お持ちします！」

イル「とっ、とりあえず立とうか！鞄は自分で持つよ！

えっと…君は？」

入間君とパチッと目が合う

そうか、自己紹介をしてなかった

『アザゼル・Aです。アズ君とは幼馴染。今日の使い魔召喚では同じグループだから、よろしくね！』

イル「、！よろしく、えっと…使い魔召喚って…」

使い魔召喚

それは悪魔が魔獣を使役する儀式であり、バビルスの伝統行事である

…と、お姉様がおっしゃっていた

召喚した使い魔の質で位階(ランク)を計るバビルス最初の大切な行事

イル「緊張感あるね！」

アズ「これでクラスも分かれますし、担当官も有名ですからね」

イル「担当官？」

『そうそう、怖くて厳しいって』

噂をすれば…

扉を勢いよく開けたのは例の担当官の先生

「粛に」

ナベリウス・カルエゴ先生だ

カル「監督官のナベリウス・カルエゴである。

この行事は常に私の担当だ、何故か？私が常に厳粛であるからだ。

貴様らが使えないゴミか、はたまた多少は使えるゴミかを判断する」

ゴミて、噂よりも陰湿な先生かもしれない。失礼だけど

カルエゴ先生は「例えば…」と呟くと、入間君に詰め寄り

カル「祖父の威光を借りて栄えのある場で下品な呪文唱え、あまつさえその日の内に乱闘騒ぎを起こすようなゴミがいたら…即処分対象である」

敵意を丸出しに威嚇した

カル「心してかかるように」