夢見る乙女は最強無敵【魔入りました！入間くん】 (ページ3)

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入学式で決闘ページ3

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校歌斉唱

「「人間～まるまる～我らの食い物～♪」」

「人間っているのかなー?」

「お前人間とかまだ信じてんの？」

人間…

空想の生物の中でも人気も注目もある「人間」

しかしお父様は言う

「人間はいる」と

これは私達だけの秘密、アズ君にも言えない事

「えー続いて、理事長挨拶」

理事長というワードに歓声が挙がる

理事長のサリバン様とは数回お会いした事があるが、落ち着いた方できっとこの挨拶でも威厳のあｒ「入間くーん！！！」

サリ「おじいちゃんだよー！！」

威厳の…ある…

サリ「実は孫が入学しましてね、これがもうかわいくてかわいくて

そんな孫と撮った一枚がこれです」

ダンッッと音を立てて拡大写真(ポスター)を見せびらかす理事長

とてもではないが、いつものサリバン様とは思えなかった

お孫さんの…イルマ君？を溺愛してるようで…

「では続いて、新入生代表挨拶アスモデウス君」

隣に座るアズ君がスッと立ち上がり、皆の注目を集める

『頑張れっ』と声を掛けると小さく頷くアズ君

「＿＿に、代わりまして…特待生、入間君。登壇してください」

アズ「なっっ…！！」

おっとこれは想像もしてなかった

観衆はざわつき、アズ君はわなわなと震えていた

『ま、まぁ理事長のお孫さんだから！きっと立派なスピーチを…「あべるはぅげ」

…禁忌呪文

本当に今日は想像を超える事が多すぎる

アズ「こんな…下品なスピーチが…私の代わりだと！？」

『アズ君抑えて抑えて』

とはいえ禁忌呪文は失敗すると四肢が爆散するわけで…もしかしたら彼は＿イルマ君はとんでもない勇士なのかもしれない

もしくは物知らずのバカか

…理事長の孫がそんな訳ないか

アズ「A、止めるな。これ以上の屈辱は耐えられん」

『止めはしないけど…どうするつもりなの？』

アズ「決まっているだろう。

決闘を申し込む」

あぁ～…特待生イルマ君。同情します