163話 ページ17
そしてSS当日
『あ、真緒に真じゃんおはようさ〜ん』
「おう、Aはこっちに来てていいのか仕事の方は？」
『平気だよ、さすがに高校生っていう立場で休憩は多めにもらってる』
「高校生ね…やっぱまだAちゃんもそういう風に見られることってあるんだ」
『そうだね、けど正直今回はそんな感じはしないよ』
いつも甘く見られるのが気に入っていないであろう彼女がまるで喜んでいるように感じて2人は疑問に思った
『少し会議で色々あってね…。誠矢さんとかが後ろ盾してくれるのもあるけど、ちゃんと私も実力として見られてるって実感できたことあったしさ』
「……まぁいいことあったのは事実なんだな」
「うん、なんか嬉しそう」
『え？私そんな顔してた？』
「「してたしてた」」
2人からは微笑んでいたのが明らかに分かる顔だったため、詳しくは知らなくても微笑ましくAを見ていた。そこでAがスバル、北斗、あんずが抱き合っている姿が見え、2人にも声をかけた
「サリー！、ウッキー！にAも！おはよう！混ざって混ざって！SSに励む前の儀式として。全員で抱き合って体温を共有しよう」
真緒とAはOKではあったがスバルと北斗によって抱きしめられて潰れかけているあんずを心配していた。スバル曰くあんずはやわらかいから液体のように手が沈み込むらしい
「えっと、俺も抱きしめてもいいスか」
『なんで敬語…』
「確かに…。それよりもさっさと移動した方がいいんじゃない？向こうに見えるドームでSSの開会式やるんだよね？」
真が指した方向には夢ノ咲の講堂よりもはるかに大きいドームがありスバルも大きさに驚いていた
『スバル、あそこは本戦会場だからね〜大きいに決まってるよ。中はすべてが見渡せるようにすべてが整ってて、機械もしっかりとしてるんだから！』
「何故Aがどや顔なんだ」
『いいじゃん、メインで使ってて楽しかったしさ〜』
「そうそう！楽しみだもんね！」
真緒や真、北斗やあんずも緊張する中であんず、スバルは純粋にSSを楽しむようで4人も少し気合が入り始めていた
『大舞台であるほど気合が入っちゃうしさ〜ね、スバル』
「うんうん！みんなもきっとそうだと思うけど！」
するとそこにスタッフがTrickstarの楽屋への呼び出しがあったため、Aは別の仕事に戻り5人は楽屋へと向かった
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reichan(プロフ) - 朱桜馨さん» ありがとうございます！ぐだぐだてすが！頑張らせて頂きます！ (2021年8月16日 17時) (
レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
朱桜馨(プロフ) - お？主人公ちゃん脈アリな雰囲気出てきた？茨頑張れ！あと一押しだ！……………多分この話とても面白いです。更新頑張ってください!! (2021年8月11日 23時) (レス) id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reichan | 作者ホームページ：http://kurakura.raraya
作成日時：2021年3月20日 16時
