奏でさせるそれが作曲家【あんスタ】 (ページ5)

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4話ページ5

「は！初めまして。あんずです、よろしくお願いします」

『敬語じゃなくていいよ、気楽にしてもらって全然構わないし

私は如月A。Aって呼んでもらってもいいかな？2年B組の生徒だよ』

「え、えっと…A…ちゃんはなんでアイドル科のところに？」

『あぁ、それは』

「それはねー！！もとは音楽科の生徒なんだけど、特待生としてこっちのアイドル科にいるんだ！」

「こら明星！なんでお前が紹介してるんだ」

「そ、そうだよ…。自己紹介は邪魔しちゃ悪いんだよ」

Aが自分のことを話そうとしたが明星スバルによって遮られそのスバルは

同じメンバーの氷鷹北斗とAと1年生のころ同じクラスの遊木真によって止められていた

『…そんなわけよ。んまぁ1年生からこっちにいたから2年生のほとんどは

私のこと知ってるわけかっ…。ゆうくんとは元同じクラスだから知り合い

…あとはなんだろう。あ、プロデュースのことは別に教えられないよ』

Aのいきなりの発言に、そのまま場が一瞬で固まった

どうも言い方が当たり前のように言ったため事情を知らないメンバーは黙ってしまったのだ

『あ、けどアイドルのこととかこんな人がいるとか向かい合い方教えるよ』

「は、はい！」

『あとは何か質問ある？』

「え、えっと…」

「じゃあ俺が聞く！あんずの代理で」

『分かった』

Aは溜息をはきながら何？という顔でスバルに目を合わせた

「Aは今までどんなユニットの曲書いてるの？俺たちのも作ってくれない！」

「お、おい明星。聞き方…けどまぁそれは俺もお願いしたいが」

「氷鷹君…あの、そういうお願いはあまり」

『えっと…ごめん曲は作ってない・・・・いや作れないから

ユニットはまぁそこそこたくさんのユニットのやつをかいたりしたよ。

よし…んじゃ私は部屋に戻る…少し寝たいから』

そういってAは急いで部屋に戻った。晃牙が止めようとしたが

様子を知っている零は晃牙の肩をつかみ首を振って止めていた。

「Aはあぁいう性格だから気にするでない。とにかく

目指すは２週間後のＳ１．そこが決起の、革命の日じゃ

どうか吾輩を灰にするほどの輝きを見せておくれ

尊く愛おしい夢を秘めた煌めく夢を秘めた星々よ」

全員が零の言葉に気合を入れて、窓から見える夕日を見た。