奏でさせるそれが作曲家【あんスタ】 (ページ38)

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37話ページ38

そしてDDD当日

AはDDDまでの間真剣に夜中に必死にトリックスターにあう曲を考えていた。

今までとは違う…これは書けば彼らはどう輝けるのか少し楽しみを感じていた。

『スバル…気合入ってるのは分かるけどあんずに何をさせてんの？』

「ち、違う！これは誤解で！…え！？Aなんでここに…。曲を作って大変なんじゃ」

『確かに大変だよ…それはみんなの曲を書くのにだよ』

「ほ、本当！？けどAにはこのままじゃ…」

『知らないよ…このDDDが終わった時の覚悟はもう自分でできているし…。

たとえどうなっても私はトリックスターを支えたいなって思ってさ』

「A！」

「Aちゃん！！」

「「ありがとう！！」」

そういってあんずとスバルは喜びながらAへ抱き着いた

普段落ち着いているあんずもスバルの癖につられていたのかまたは喜びすぎたのか同じ行動をとっていた。

「ふむ…どうにかなっているようじゃの…それと楽しそうじゃな」

そうすると後ろには少しほほが緩んでいる零がいた

「首の皮一枚で繋がってよかったのう。とはいえトリックスターは瀕死じゃ」

「あんずも力を貸してくれるんだ。全力でぶつかっていくよ！」

そうスバルは零に言っていたが、Aは内心あんずの覆面マスクにツッコまないことに驚いていた

『(…まぁあと笑顔なのは今回ここにナイツ来るからだろうな…)』

すると後ろからは足音が聞こえた、振り向くとトリックスターの今回の相手ナイツのメンバーである3人が立っていた

「Knight、学院内でも長い歴史を誇るユニットで全員が相当な実力者じゃ今はとある事情でリーダーが不在。

本来の五人組ではなく四人組の状態ではあるが今回の優勝候補とも言われておる。これは雲行きが怪しいのう」

KnightsのメンバーにはAのクラスメイトの凛月と嵐がおりここにはいない泉と唯一の1年生の朱桜司の現在4人であった

「きゃー！見て見て司ちゃん！あの対戦相手の子ったら超張り切っちゃってるわよかわい～。

頑張る男の子は世界の宝よね…あ！Aちゃん、よかった～体調はよさそうね～

何かいろいろいい噂聞かなかったけど今は大丈夫そうで私は嬉しいわ～」

『あはは…心配どうもねなるちゃん』

嵐の男子にもだがAへの投げキッスになんとも言えない表情で返していた。