25話 ページ26
そしてValkyrieとfineのライブ当日、お客さんはいっぱいだった。
『…今日がライブ…音響をやらなきゃ』
「その体で無理をするな、A」
Aが行動に向かっているところよろめいて後ろに倒れそうな状態を零が受け止めていた。
振り向くとそこには零だけでなく五奇人と呼ばれる、日々樹渉、唯一の1年生逆先夏目と深海奏汰がいた
『皆さん…どうして』
「今宗兄さんに連絡したら音響は担当せずに舞台裏のソファで休むようにだってサ」
『夏目…ごめん。余計な手間かけさせちゃって…わかった舞台裏に行くよ』
「無茶はしないでヨ、まだ時間はあるシ」
『うん…けど私はまだやりたいから』
そういってAは少しふらふらになりながらも講堂へ歩いて行った
講堂へつくとすぐにソファに座り寝付いてしまった。
〜数分後〜
『あ!…ってあれ?』
A勢いよく起き上がると隣には一緒に寝ているみかとなずながいた
「まったく…作れとはいったが休みは考えるんだね。けどまぁご苦労様なのだよ」
『はい…ありがとうございます…。みかくん、なずな兄。起きて始まるんでしょ』
その言葉で同じく寝ていた2人はうとうとしながらもゆっくりと起き上がった
「んじゃ、行ってくるなぁ〜」
「…」コクッ
「さぁ、行くぞ」
そういって3人はステージへと歩いて行った。
だがそれは決して最高のものではなかった…Aは後悔していた理解をしていればと
ステージに立つと見えるペンライト、観客のほとんどがfineの曲であったためValkyrieをよくないと思っている人物が多かったのだ
Aは今、自分がも少しそのことを把握していればとステージを見ていた
ドリフェスに不慣れな俺達はいつも通り高尚なパフォーマンスをしている。でも興味のない人間にとってそんなの苦痛だ。
どうでもいいと思っている観客は早く終われと思っているも同然な状況だった。
だがここで事件が起きた
曲がその場で止まってしまったのだ
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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2020年12月26日 18時