19話 ページ20
『…』
「A!!…どうした?ボーっとして」
『ご、ごめん…少し動揺してた…。もう夜遅いから私帰るね』
「あ、あぁ…」
Aはその後トリックスターからまるで逃げるように素早く学園の外へと走って行った
『(なんで…天祥院がしかもあんな言い方。また…傷つけるのあなたは私の希望を)』
Aは俯いたまま走りながら少し悲しそうに月あかりに隠れた涙を流しながら
〜翌日〜
Aは昨日のことが忘れられず、そして眠れずに今朝は下を向いて1人でとぼとぼ歩いていた
「おーい!!A!おはよう!」
『…どうしたら、いいのかな。このままで…』
「Aちゃん?」
『…!?あ、あんずにスバル!おはよう!』
「おはよう…大丈夫?昨日から体調悪そうだけど」
『あはは…嬉しいからかな〜』
Aは歩いているとラビッツのメンバーと話していたスバルとあんずに出会った。
仁兎はAの様子に気づいてそっと歩きながら横に座った
「…大丈夫か?2人から聞いた天祥院が帰ってきたって。目の下に隈が出来てる、やっぱ昨日寝れてないだろ?」
『なずな兄…私は平気なんです。けど…いやなのはこの影響でもしみんなが傷ついてしまったら
宗さんみたいになったらって思うとやっぱ…』
「そうか…やっぱ思っちゃうか…なんて言われたかも聞いたりょ…
(天祥院…お前はもしかして1年前俺達にしたみたいに…また…あんなことを
そしてまたAを傷つけるつもりなのか…)」
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次回はマリオネットを書きます!ヘイ!
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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2020年12月26日 18時