奏でさせるそれが作曲家【あんスタ】 (ページ12)

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11話ページ12

「Aちゃん！！」

Aが泉を教室から追い出した後ため息をつきながら帰ると全員が心配してAの回りに集まった。

「だ、大丈夫だった？泉さんになにもされてない！？」

『平気だって、真はいま、成長時期なんですから見守ってくださいみたいなこと言っただけだよ』

「Aちゃん、、ありがとう！」

真はAの言葉に嬉しさを感じて少し涙目になりながらお礼を言った。

『ちょ、そんな感じに言わなくても！！さて、まだ練習するんでしょ動け動け』

全員「おう！」

その日は夜遅くまで練習し、休憩として屋上で夜風を浴びていた。

そして、北斗はあることを決意して事情を知っているA以外に曲のことを説目した

「みんな！実は今回父の知り合いのプロ作曲家に頼んでトリックスターの新曲を作ってもらった」

「北斗が親のコネに頼るなんて珍しいな」

「だが、、曲のことなんだが父さんが依頼したプロの作曲家というのは、、実はAだったんだ」

その言葉と同時にAは半笑いで全員の方を見て、ほかのメンバーは大きな声をあげながらAの回りに一斉に近づいた

「A！おまえ大丈夫なのか！無理してないか、体調が悪かったりしたのか」

『さすがにそれはないよ』

「もしかして権力に脅されたとか」

「父さんはさすがにしない」

『違う違うww』

「本当に俺たちの曲で、Aが作ったの？」

『うん、そうだよ。皆が生徒会への革命の曲、Rebellion star。

みんなの思いを込めて歌詞とタイトルに気持ちを込めた。タイトルの反乱の星って意味だよ』

歌詞に思いを込めたと聞いて、あんずがAに小声で作詞のことも聞いた

『うん、本業は作曲家だけど今回は作詞もしたんだ』

「Aちゃん、、やったね。みんな」

トリスタ「おう！」

『そんなに私の曲で喜んでもらえるならよかった、、』

「それもあるかもだけど、Aちゃんが曲を作って提供するって思ってくれてうれしいんだ」

あんずの言葉はAには分からずはてな状態だった。

「あんずの言う通り！実は朔間先輩から頼まれてて、Aが作曲してたころの思い出を取り戻してほしいって

だから、Aが作曲できてみんな嬉しいんだもん！」

『みんな、、

(零さん、、ありがとうございます。UNDEADに作れなかった曲、、わたしが乗り越えたらあなたに送ります。

きっと、、私の曲でみんなを笑顔に、、だから見ててくださいね、零さん、、いや、零兄さん』