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迎えた次の日の朝。
『宏光ー!!』
「おお、おはよー」
おはよーって、普段通り過ぎるんですけどっ!?
今日で最後なんだよ!?!
全然寂しそうに見えないんですけど!
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「あとは、これと〜…」
『ねえ、これはいいの!?』
「あ、それもだ」
最後にちょっと荷物をまとめて準備する。
「よし、終わったかなぁ〜」
『忘れ物ない?大丈夫?』
「おう」
『じゃあ、行こっか』
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立ち上がって
宏光の部屋から出ようとしたその時。
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いきなり腕を引っ張って
気づいたら先輩の胸にすっぽり収まってる私。
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そのまま何も言わずにぎゅーってされて
なんかウルウルしてきちゃって。
「遊園地、楽しもうな」
『うん…』
「それまでは、ちょっと我慢だけど」
『大丈夫っ!』
そう言うと、体が離されて
「それ、荷物全部おろして」
『えっ?』
持ってた荷物を床に下ろしたらまた引き寄せられる。
『え、ちょ…なにしてんのっ///』
いきなり着てた服を巻き上げられて、、
ちゅって、胸元に強めなキス。
『んっ…痛っ…』
そうして出来た、いつくかの赤いマーク。
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そのマークをスリスリ触りながら
「ちゃんと残ってろよー」
って喋りかけてる宏光。
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も…もう、本当に泣きそう。
泣いたら悲しいだけなのに、笑顔で見送りたいのに。
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「んな顔すんなよ」
『…ごめ…ん…』
「おし、じゃあそろそろ行こうかな」
『うん…』
きっとしばらくは来ないだろう
宏光の部屋から2人で出て行った。
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あかね(プロフ) - 楽しく読ませて戴いております。続編とかご予定はないですか?二人が結婚する…話しとか?読んでみたいなぁ、って思ってます。 (2018年10月31日 8時) (レス) id: 021e90bead (このIDを非表示/違反報告)
YOU7625(プロフ) - 初めまして(^^)1から全部読みました(^^)とても面白く、続編があれば是非読みたいです(*`・ω・)ゞ (2017年8月31日 12時) (レス) id: 74391825a1 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - 玉北KMF2LOVEさん» しばらくは更新しないと思いますが、できる限り頑張ってみます(^ ^) (2017年8月31日 11時) (レス) id: 9dcfd1ec3b (このIDを非表示/違反報告)
玉北KMF2LOVE(プロフ) - こんにちは!続編書いてほしいです!このお話凄く好きなんです!短編集になったらな…!なんて思います笑笑すみませんね。続編書いて頂けると嬉しいです! (2017年8月24日 17時) (レス) id: c38edacdc5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーすけ(プロフ) - ありがとうございます(^ ^)一応、番外編という形で少しずつ更新する予定です! (2017年8月19日 23時) (レス) id: 9dcfd1ec3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴーすけ | 作成日時:2017年8月19日 21時