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「あの、こんにちは」
振り向くと最近よくテレビ局で会っていた彼らがそこにいた。早朝の映画館は人が少ないからファンには会わないと思っていたのに、同業者に会うなんて盲点だった。いつから気づかれてたんだろう？
「あ、こんにちは...」
「あーえっと、今日オフなんですか？」
「まぁ、そうですね。みなさんも？」
「そうなんですよ。だからサラ先輩も一緒にどこかカフェでも行きません？」
どこか少しだけ気まずそうなスンチョルさんの言葉をにこやかに割って入ってきたのはジスさんだった。びっくりして思わず頷いてしまう。そんな私に満足そうに微笑んだのはジョンハンさんで、早速どこのカフェに行くかなんて話をジスさんとしている。いつもはジスさんとジョンハンさんは私たちのグループに会うと少し後ろから見ているから、なんだか不思議な気分だった。
「ここだったらいいかも」
そう言って彼らが連れてきてくれたのは、少し奥まった路地にある落ち着いた雰囲気のカフェだった。
「いいところだねここ。人も少ないし」
「Aってそういうこと割と気にするタイプなんだね」
「ジス、そりゃそうだろ。俺たちもう芸能人なんだぞ？」
「スンチョルは固いっていうか、真面目っていうか...二人きりとかじゃないし、実際ファンの人たちは喜ぶと思うけどな。こういう集まりがあったって知ったら」
「まぁ確かにそれは少しあるかもね。私もサイン会でよく聞かれるもん、あなたたちのこと」
カフェまでの道中で随分と打ち解けた気がする。４人とも同い年だから敬語はやめようという話になり、名前も本名で呼び合ったほうが同級生って感じがするから良いとジスが提案した。話して初めて３人とも最初の印象とは全然違ってくるから不思議だ。スンチョルは男らしいが少しいじられキャラのような雰囲気があるし、ジスは思った以上によくしゃべるし、ジョンハンは割と仕切りたがる。三者三様の個性の強さがあって、話していて飽きない。
「楽しそうだな」
目の前に座るジョンハンがそう言った。
「え、わかる？」
「うん、笑ってる」
「だって初めてだから。こうやって同い年の友達とカフェで話したりするの、初めてだからすごく楽しいし嬉しい」
私がそう言うと、３人は目を見合わせて笑った。
「じゃあこれからはもっとこういう機会増やさないとね？」
「９５会？」
「ミンギュが連れてけって言いそう」
「じゃあミンギュには内緒の方向で」
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けーぽらぶ(プロフ) - 夜明けのパンセ楽しく読ませてもらっています!!更新頑張ってください!!ｵﾁがジェヒョンだととっても嬉しいです(←私事 (2018年5月13日 10時) (
レス) id: 9254041074 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - momoさん» ペンだなんて…！嬉しいお言葉ありがとうございます；；このごろ時間ができたのでできる限り更新しようと思いこんな感じになっています(笑) パンセ３もまたよろしくお願いします(^^) (2017年9月5日 21時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - サミさん» コメントありがとうございます！やっとここまで追いつきました(笑)もう少しNCTも出せるようにしたいです… (2017年9月5日 21時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - この頃たくさん更新が続いていて、朔さんペン＋夜明けのパンセペンとしてはとても嬉しいです…！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ってください！！また１から読み直してニヤニヤして来ます！笑 (2017年9月5日 14時) (レス) id: 24b0e028a7 (このIDを非表示/違反報告)
サミ(プロフ) - 最近更新多くて嬉しいです！NCTデビュー！他メンバーも出てくるの期待します！ (2017年9月5日 1時) (レス) id: cb3d8806c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔
| 作成日時：2017年3月5日 1時
