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No side
声を出して笑うまいと唇を噛むぐらいに口を結び何とか別の話題に持って行こうとする。
目だけ動かし何かないか探していると来島があるものを見つけ手に取った。
「そうだA‼今度海行かないッスか⁉」
目の前に広げられた雑誌のページには青い海を背にポーズを取る水着姿のモデル達。
7ページに渡り海の特集が組まれているその雑誌は夏の訪れを感じさせる。
「前プール行きましたッスけど海も楽しいッスから！」
「うん行きたい！でもいいの？私誘ってもらってばかりで…」
「私がAと行きたいからいいんス‼」
偽りのない心からの笑顔を向けるとAも華が咲くような笑顔を見せた。
「次は私が誘うね」と約束し来島もより一層表情を明るくさせて頷くと雑誌を覗き込む。
「陸奥も来ないッスか？」
「わしは暑いのは苦手だからな。誘いは嬉しいが今回は「水着の心配はいらんぜよ！」入ってくるな後何故おまんがわしの水着を勝手に買っている」
「ワシ等も行くぜよ！いつも仲間外れじゃき」
「暑いのは苦手だと言うちょるじゃろうが。おまん一人で……高杉？」
一人で行ってこい
そう言いかけた陸奥はふと視線に気付き目をやるとその先に居たのはなんと高杉だった。
彼の表情を見て彼女は心底嫌そうな顔をする。
似たような表情で、恐らく顔で会話しているであろう二人を見て4人は首を傾げていた。
やがて話がついたのか、陸奥がため息を吐き…
「……全く世話のやける」
「いだだだだっ⁉何で急に引っ張るんじゃあ⁉」
「おまんがしっかりしないからぜよ」
「…？陸奥？来てくれるんスか？」
「………ああ。邪魔させてもらう」
「やった！じゃあ日差し対策グッズもたくさん買わないとね」
「助かる」
陸奥も交えて三人仲良く雑誌を読み始め、反物と連想させたのか話題は水着へ。
雑誌に載っている水着は珍しい形や柄が多く、江戸ではシンプルなものが多いのであまり見ないものだった。
どれがいいかと選んでいる来島にAは首を傾げ尋ねる。
「あれ、また子ちゃん水着持ってなかったっけ？」
「持ってるッスよ」
「…？」
「持っているのに買うのか？」
「え」
「「え？」」
固まる来島と不思議そうにするAと陸奥。
ひくっ、と来島の口の端が引きつった。
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李由華 - 更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2020年1月27日 17時) (
レス) id: a39b69135d (このIDを非表示/違反報告)
李由華 - おもしろくてドキドキしちゃいました！ (2020年1月19日 0時) (レス) id: a39b69135d (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - リリアさん» お返事遅くなってしまいすみません！！ログインされた状態で、設定画の検索からフラグ有含む、というのが選択可能になります (2020年1月6日 13時) (レス) id: cb7d4e3a10 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 何卒さん» お返事遅くなってしまいすみません…！この中ですと暗殺教室ぐらいですかね…作者も新作を作りたいと思ってるんですが、現在あるものの更新が滞っておりまして…新作はもう少し後になってしまいそうですm(_ _)m (2020年1月6日 13時) (レス) id: cb7d4e3a10 (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - また質問すいません。かっぱの子さんが教えてくれた、検索の際にフラグ含めが分かりません。できればでいいのでやり方？というのでしょうか？教えてくださると嬉しいです。（返信めんどくさかったら無視してかまいません） (2020年1月2日 13時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱの子
| 作成日時：2019年5月29日 0時
