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side高杉
「………」
「朧の事を心配しているのでしたら大丈夫、彼はまだ自分の気持ちには気付いてないようですから」
「…別に、聞いてねぇ」
「そういう事にしておきます」
くすくす笑う先生は、まるでお見通しだと言わんばかりに目を細めた。
……この目は昔から苦手だ。
心の内まで全部見透かされてる気がしてならねぇ。
ふい、とその目から逃れベッドの上に腰掛ける。
先生は笑いをおさめた後すぐに顔の色を変え懐から何かを取り出した。
古びた濃い紫色の布を剥いでいき手の平の上に現れたのは_____.....
「________水晶…？」
「ええ、��割れた��水晶です」
破片はない。
落として割れたのか一部が欠け、亀裂の入ったどこか気味が悪く感じる水晶。
それと先生の表情を見て胸騒ぎを感じる。
重苦しく開いた口から出てきた言葉にざわめきは一層強くなった。
「この水晶を見て、彼女の身体に異変が現れたんです」
「＿__！」
「情報交換がてら、銀時達にも見せてきました。私と朧が見たのは頭痛を訴え『来ないで』と、『見ないで』と何かに怯え取り乱す彼女」
「_____....俺達が見たのは、あいつじゃない��何か��」
「_______この水晶が、何らかの鍵だったんでしょうか。晋助、貴方は何か思い当たる節がありますか？」
「………」
水晶…か。
あいつと過ごしてきた時を思い返すも、特に思い当たる節はねぇが…
静かに首を横にふり、また頭を悩ませる。
球体に何かある訳でもねぇ…か。
プールに行った時普通にバレーしてたな。
関連を探ってみるがどれもピンとこねぇ。
恐らくこの水晶自体があいつを揺るがす原因だと睨む。
「何か分かれば連絡をお願いします。彼女にとって重要なものだと分かった以上無闇に処分する訳にも、放置する訳にもいけませんからね」
「ああ」
「後もう一つ、_____...少し前になりますが、地球から少し離れた星が落とされたのを知っていますか？」
先生の声がワントーン落ちる。
また首を左右に振った俺はさっきよりも真剣味を帯びたその瞳を見つめ返し続きを待つ。
胸のざわめきは増すばかりだった。
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李由華 - 更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2020年1月27日 17時) (
レス) id: a39b69135d (このIDを非表示/違反報告)
李由華 - おもしろくてドキドキしちゃいました！ (2020年1月19日 0時) (レス) id: a39b69135d (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - リリアさん» お返事遅くなってしまいすみません！！ログインされた状態で、設定画の検索からフラグ有含む、というのが選択可能になります (2020年1月6日 13時) (レス) id: cb7d4e3a10 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 何卒さん» お返事遅くなってしまいすみません…！この中ですと暗殺教室ぐらいですかね…作者も新作を作りたいと思ってるんですが、現在あるものの更新が滞っておりまして…新作はもう少し後になってしまいそうですm(_ _)m (2020年1月6日 13時) (レス) id: cb7d4e3a10 (このIDを非表示/違反報告)
リリア(プロフ) - また質問すいません。かっぱの子さんが教えてくれた、検索の際にフラグ含めが分かりません。できればでいいのでやり方？というのでしょうか？教えてくださると嬉しいです。（返信めんどくさかったら無視してかまいません） (2020年1月2日 13時) (レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱの子
| 作成日時：2019年5月29日 0時
