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side松陽









それから、私と彼女の生活が始まる________







私はその日々を今でも忘れていない。



どれだけ幸せだったか、暖かいと感じたか。





今までの人生で感じた事のない感情が次々と現れてきた。








「おはよう、松陽」



「……おはようございます、Aさん」








何て事のない朝の挨拶。



私にとってはあり得ない事。



そもそも人前で眠った事すらない。




だが彼女の前では出来なかった事が自然と出来るようになっていく。




始めこそその変化に戸惑ったものの、最近では居心地が良いものへと変わっていった。









「…………Aさん」



「ん?…ふふ、いいよ。おいで」



「…………」



「いい子いい子」









何も言わなくても気付いてくれる彼女。



日数も経てば私は完全に彼女に心を開き、また新たな感情を抱くようになっていた。









.









__________人生で初めてとなる、恋という感情を







彼女の温もりが愛しい。



この人から離れたくない。




そんな感情が私の中から湧き上がってくる。







だけどそれを伝える…いや、認めようとはしなかった。



認めてしまうと、離れがたくなってしまうから。




彼女には終わりが来る。



いつかこの温もりが消えてしまう。





そうなった時、私はきっと"吉田松陽"という自分を保てなくなる。



だから認めはせず、せめて彼女の終わりの時まで側にいさせて欲しいと願った。









.









________しかしそれは、思わぬ形で終わりを告げる









「____________松陽、ごめんね…」









ある日、目覚めた時に彼女の姿がなかった。



珍しい事に私の心は不安になり辺りを探す。



村まで降りてきて私が見たのは_________









壊滅した村と、明らかに村の住人ではない者の屍。




そして赤く染まり悲しく微笑む、愛しい人の姿。





何に対して謝ったのかも分からないまま、彼女はその場から忽然と姿を消した__________









.

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ミウラ(プロフ) - 本当に今まで読んだ銀魂の夢小説の中でダントツで面白いです大好きです。題名になってるここにいるの意味がわかったときは感動で溶けましたこれからもずっと応援してますがんばってください大好きです! (2021年1月16日 21時) (レス) id: 3103cb23ea (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - 海外に、行っていたのですか!お帰りなさい!明日は、バレンタインデーですねぇ・・・くそぉリア充爆発しろ・・・小説のバレンタインの話は好きですが、現実はつらいですww義理チョコの量が多すぎて死にそうですwwこれからも更新頑張ってください!長文失礼しました (2018年2月13日 21時) (レス) id: 1bc18c067e (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます!!なるべく早くに更新出来るよう頑張りますね!! (2018年2月7日 9時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - アユラさん» ありがとうございます!笑更新頑張ります^ ^ (2018年2月7日 9時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 咲夜さん» が、頑張って下さい!笑 (2018年2月7日 9時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2017年12月5日 21時

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