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side沖田
"_________総悟"
「くっ…は、A...!!」
嬉しいような複雑なような気持ちでいつも目が覚める。
夢ン中のA。
あの時の肌の感触とかが頭から抜けずに、毎日夢に見ていた。
…で、起きるとすっかり元気になっちまった自身を見てため息を零す。
このまま外出ても隊士に何言われるか分かったもんじゃねぇから仕方なく一人でして収める。
それが最近の朝の日課になっていた。
今日もいつも通り夢ン中のAを思い出しながらしてると、何やら屯所が騒がしい事に気付く。
けどどっちみちこんな状態で外出れねーし、A以上に大切なもんなんてねーからそのまま手を動かしていた。
そして、そろそろくる、そう感じた時…
「総悟?大丈夫…?」
「っ!!?_________ッぅ、ぁ…っ」
「え…」
大好きな人が入ってきた瞬間、果てた。
急な事だったからティッシュも用意出来ずに出しちまったソレ。
床に散らばる俺の欲。
ただ呆然としていると気まずそうにAは顔を逸らし、
「ご、ごめんね。十四郎に総悟起こしてくるように言われて…。来てみたら、わ、私の名前よんで苦しそうにしてたから…」
心配になって...と呟く。
そしてグルンッと後ろを向くと
「だ、誰にも言わないから大丈夫。先...行ってるね」
それだけ早口で言って去っていった。
髪の間から覗いた耳が、赤かった気がする。
…………つーか、まじ最悪だ。
こんな所Aに…よりによって一番知られたくなかった人に見られるなんて。
土方後でバズーカ決定。
俺は急いで処理すると服を着直しAを追いかける。
少し廊下を走った所でその綺麗な後ろ姿が見えたから抱きしめた。
んで、とりあえずそのまま引きずってまた俺の部屋へと戻る。
………さてどうするかィ。
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ミウラ(プロフ) - 本当に今まで読んだ銀魂の夢小説の中でダントツで面白いです大好きです。題名になってるここにいるの意味がわかったときは感動で溶けましたこれからもずっと応援してますがんばってください大好きです! (2021年1月16日 21時) (レス) id: 3103cb23ea (このIDを非表示/違反報告)
こあら(プロフ) - 海外に、行っていたのですか!お帰りなさい!明日は、バレンタインデーですねぇ・・・くそぉリア充爆発しろ・・・小説のバレンタインの話は好きですが、現実はつらいですww義理チョコの量が多すぎて死にそうですwwこれからも更新頑張ってください!長文失礼しました (2018年2月13日 21時) (レス) id: 1bc18c067e (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます!!なるべく早くに更新出来るよう頑張りますね!! (2018年2月7日 9時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - アユラさん» ありがとうございます!笑更新頑張ります^ ^ (2018年2月7日 9時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 咲夜さん» が、頑張って下さい!笑 (2018年2月7日 9時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2017年12月5日 21時