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side貴方









「銀さん可哀想…」



「兄ちゃんどんまいアル」



「……確か真選組の二人もだったな」



「Aさん目を覚ますのよ!」



「??」









目を覚ますって何。がっつり起きてるよ私。





その時、不意に神楽が動かした手にジュースの入ったグラスがあたり私の着物の上にかかってしまった。









「ご、ごめんアルA!」



「大丈夫かAちゃん」



「大丈夫大丈夫。幸いにも手の裾の所だけだし。
九ちゃん洗面所借りていい?」



「あ、ああ。廊下を出て突き当たりの所だ」



「ありがと」









一旦部屋から出て九ちゃんに言われた通り進むと見えてきた洗面所。





ハンカチを取り出し濡れた裾に当ててシミ抜きをしてから、今度は少し水に濡らす。









「…おや?どうかされましたかAさん」



「あ、東城さん。すみません、洗面所使わせてもらってます」



「気にしないでください。それより…お着物がシワになってしまいますよ?一旦脱いだ方が…」



「いえいえ、大丈夫です。帰ったらちゃんと手入れしますので」



「いけません。着物はシワになったら中々元に戻りませんから。替えの服を用意しますので、どうぞこちらへ」









ガシッと腕を掴まれたかと思うと、そのまますぐ近くの部屋へと連れ込まれた私。





東城さんは何やら箪笥をゴソゴソと漁ると一枚の着物を取り出し私に手渡した。









「私が着物を直してる間、しばらくこれを着ておいてください」



「え…でもそんな、悪いです…」



「大丈夫ですから。では私は直しに行ってきますので」









い、行っちゃった…。





申し訳ないなと思いながらも、こんな姿で外に出る訳にはいかないのでお言葉に甘えて着物を借りる事にした。







…………そこで、事件が起こる。









「な、何これ…」









.

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夜叉丸(プロフ) - すごいです!この神がかったて文才分けてください...あ、私は最近占ツク始めた白銀月というものです!あの...よければ話読んでみてくれませんか? (2019年6月25日 20時) (レス) id: a5f796a462 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子 - 神無さん» ありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!! (2017年9月14日 18時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子 - 小鳥遊☆優さん» お返事遅くなってすみません!ありがとうございます!!吉田松陽は出て来る予定ですよ!もうしばらくお待ちください^ ^ (2017年9月14日 18時) (レス) id: 56c25e8926 (このIDを非表示/違反報告)
神無 - この小説を読んだ瞬間にかっぱの子さんの大ファンになってしまいました!これからも応援してます! (2017年8月21日 2時) (レス) id: d0c87e0316 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊☆優(プロフ) - また、かっぱの子さんの小説大好きです!これから最新頑張って下さい。応援しています。 (2017年8月18日 14時) (レス) id: ac9ea514ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2017年6月27日 21時

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