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side貴方









「ふー…今日もいっぱい買ったな……」








スーパーからの帰り、袋いっぱいになった食材を抱え歩く。





今日は特売日でたくさん買ってしまった。





一人暮らしだからこんなに食べきれるかな、と思ったけど、最悪食べきれなくなったら誰か呼んで一緒に食べてもらおう。








何て思いながら道を歩いていると、家に帰るまでにある細い道に差し掛かった時、数人の男に囲まれた。









「…………何?」




「俺ら今暇してんだ。
ちょっと相手してくれよねぇちゃん」




「お断りします。私は暇じゃないんで」








スタスタと男達を無視して通り過ぎようとしたけど、何せ狭い一本道。





男二人で行く手を塞がれ、後ろにも人が回る。







「(………ったく……)」








仕方ないな、と思いスーパーの袋を道の端に置き、両手を開ける。





それを観念したととったのか、男の一人が近づいてきた所で鳩尾に一発、拳を食らわした。





着物を着てるから派手に動けない。




最小の力で、動きで倒す必要がある。






ぐっと呻き声をあげて膝から崩れた男の胸ぐらを掴んで、前方にいる男に投げつけた。








「な、にしたお前……!」




「何って、正当防衛」




「なめやがって!おい、やっちまえ!」







一人の男の合図で、前後の男が一斉にかかってくる。




私に手が掛かりそうになった時、ひょいと交わし、首の後ろを思いっきり肘でついて地面と顔をご対面させた。





すっかり動かなくなった男達。






「…………よいしょ、と。
食材無事だよね……?」





チラッと中を確認すると、うん大丈夫。




ほっとしてさぁ帰ろうか、と思った時、







「お姉さん、面白いね」






と声がかかった。

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リベル・バルバロッサ(プロフ) - 銀魂大好きなのでこの様な作品を読むとワクワクが止まらなくなって、嬉しいです!! (2020年3月23日 13時) (レス) id: d0fe9efbf5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2017年5月5日 23時

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