Beginning* ページ2
事の始まりは1か月前。番組の収録前の楽屋にて、私はメンバーと一緒に過ごしていた。
渡「A、アンケートあるよ」
成「お、ありがとー」
今度雑誌の取材で参考にするというアンケート、マネージャーから渡されてたのを翔太が持ってきてくれた。そのアンケートを私は上から順番に答えていく。
全部恋愛系の質問だな…なんて思いながら最後の質問が目に入る。
【メンバーは恋愛対象ですか?】
ここまでストレートに聞いてくることないから少し戸惑う。周りもそこについて話し合っている、こんなこと聞かれる?とか答え方迷うね、とか。私は即答でそこにいいえと書いた。
成「これマネージャーさんに渡せばいいの?」
深「そう、なるもう書いたの?」
成「うん、簡単な質問ばっかだったし」
ふっかと話したあと私はマネージャーさんにそのアンケート用紙を渡す。そのマネージャーさんは中身を確認して苦笑いした。
「最後、バッサリだね」
その言葉にみんなが反応して私たちの方を向いた。
成「メンバーだよ?恋愛対象なわけないじゃん」
確かにストレートすぎてびっくりしたけど答えは変わらない。だからみんなもそんなに迷わなくていいのに。
しんと静まり返った楽屋、なんか妙に違和感を感じてみんなの方に振り向く。少しみんなが話し合ったあと一斉にアンケートを書いてマネージャーさんに渡していた。
成「え、何、打ち合わせした?」
岩「いや別に」
阿「素直な気持ちを書いただけだよ」
照と阿部ちゃんの言葉に全員が頷く。なんか怪しい…マネージャーさんが居なくなってメンバーだけになった時、私は弄っていたスマホを取り上げられる。
成「ちょ、」
岩「A、聞いて」
照の真剣な声に一旦スマホを諦めてみんなの方に向き直る。照だけじゃない、みんなが真剣な顔で私を見ていた。
2364人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みん(プロフ) - わたしさん» コメントありがとうございます!そう言って頂けて凄く嬉しいです(T_T)これからもよろしくお願い致します<(_ _)> (2020年7月8日 13時) (レス) id: c2c6a86059 (このIDを非表示/違反報告)
わたし(プロフ) - 主人公ちゃんがかっこよくて好きです~~~~~!!!!!!美味しい文章をありがとうございます!!!!!!応援してます!!!!!!超好きです!!!! (2020年7月7日 17時) (レス) id: eaf3503dc5 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - 1wam0t0さん» ご指摘ありがとうございます!すぐ直させていただきました(;_;)今後ともよろしくお願い致します<(_ _)> (2020年7月5日 19時) (レス) id: c2c6a86059 (このIDを非表示/違反報告)
1wam0t0(プロフ) - 館様との電話のシーン、名前変換されてないです( ; ; ) (2020年7月5日 1時) (レス) id: 4576a68623 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - riru____piさん» わああごめんなさい!すぐ直してきました!ご指摘ありがとうございます(;_;)こちらこそこれからもよろしくお願い致します<(_ _)> (2020年7月1日 17時) (レス) id: c2c6a86059 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みん | 作成日時:2020年6月29日 0時