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阿「はい終了」
そこに割って入るように私の手を掴んで強制終了させる阿部。文句を言う佐久間に目もくれずお風呂の準備をしていた。
阿「A先入りな」
成「いいのかい」
阿「いいよ、髪乾かすのも時間かかるでしょ？」
成「じゃあお言葉に甘えて」
荷物を持って脱衣所に向かう。部屋着はTシャツとスウェット、女子力に関しては聞かないで欲しい。
お風呂でメイクを落としながらふと気づいた。私ホテルの部屋とか別だったからすっぴんってあんまり見せたこと無かったかも…やば、急に恥ずかしいんだが。
まあいっか、口出してきたらぶん殴ろう。そう心に決めてお風呂を終えて服を着てタオルを肩にかける。
成「お先失礼しました」
お風呂上がりにアイスでも食べたいな…売店でも行こうか、なんて考えていたら2人の返事がないことに気づいた。ふと顔を上げるとなんとも言えない顔で私を見つめるさっくんともはやこっちを見ていない阿部の姿。
成「え、何？怖い」
阿「っあ、ごめん、次俺入るわ」
少し動揺していた阿部は予め準備していた荷物を持って駆け込むように脱衣所に。不思議に思いながらも私は鏡の着いたドレッサーに座る。
化粧水と乳液と…ヘアオイルもか、なんてポーチを漁っているとさっくんが私の後ろにやってくる。
成「どしたの？」
佐「んー、可愛いなって」
後ろから抱きしめるようにして私を包むさっくん。なんの脈略のない言葉に戸惑いながら冷静を保つ。
成「濡れちゃうよ」
佐「いいよ」
濡れた髪を梳かすように撫でるさっくんの指がその流れで髪を掬った。鏡越しに映る光景に思わず目を逸らす。
佐「いい匂いする」
成「シャンプーかな、持ってきたから」
佐「匂いまで可愛いのずるいなぁ」
チュッと掬った髪に口付けるさっくん。驚いて振り向くといつもの明るい笑顔とは違う、優しくて宝物を見つめるような笑顔。
佐「めっちゃビビってる」
成「そりゃ、ビビりますよ」
佐「あははっ！ごめん、スキンケアの邪魔して」
続きどうぞ！と言われて思い出したかのように慌ててスキンケアをする。渡辺さんに伝授してもらったから、化粧水とか乳液とか、スキンケアの仕方とか。
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みん(プロフ) - わたしさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて凄く嬉しいです(T_T)これからもよろしくお願い致します<(_ _)> (2020年7月8日 13時) (
レス) id: c2c6a86059 (このIDを非表示/違反報告)
わたし(プロフ) - 主人公ちゃんがかっこよくて好きです~~~~~!!!!!!美味しい文章をありがとうございます！！！！！！応援してます！！！！！！超好きです！！！！ (2020年7月7日 17時) (レス) id: eaf3503dc5 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - 1wam0t0さん» ご指摘ありがとうございます！すぐ直させていただきました(;_;)今後ともよろしくお願い致します<(_ _)> (2020年7月5日 19時) (レス) id: c2c6a86059 (このIDを非表示/違反報告)
1wam0t0(プロフ) - 館様との電話のシーン、名前変換されてないです（ ; ; ） (2020年7月5日 1時) (レス) id: 4576a68623 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - riru____piさん» わああごめんなさい！すぐ直してきました！ご指摘ありがとうございます(;_;)こちらこそこれからもよろしくお願い致します<(_ _)> (2020年7月1日 17時) (レス) id: c2c6a86059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みん
| 作成日時：2020年6月29日 0時
