第６７話 知ってしまった ページ21
―翌朝
貴「じゃあ隊長、後は任せるよ」
山「ん、Aはどうすんだ？」
貴「イタリアに帰る。向こうも大変みたいでね、色々と。こっちは隊長がミッチリ鍛えてくれるだろうし」
ス「う”おぉい、ミッチリなんて甘いもんじゃねぇぞ」
貴「だってさ。・・精々死なないようにね。私に殺されるまでは」
それだけ言い、背を向けて森の中に歩いていく
山「おう！来てくれてありがとな！」
Ｎｏ Ｓｉｄｅ
去っていくAの背を見届けた後、山本が口を開く
山「・・なあ、スクアーロ」
ス「あ？」
山「Aの事、教えてくれねーか？」
ス「！」
山「俺の・・妹なんだろ・・？」
ス「・・・昨日の話、聞いてやがったのか」
山「目ぇ覚ましたのは途中からだったんだけどさ」
少し困ったように、眉が下がる
ス「俺の知ってるアイツの過去は、ほんのわずかだ」
山「それでもいい。教えてくれ」
真っ直ぐにスクアーロを見る山本
ス「・・わかった。話してやる」
一度溜息をつき、口を開く
ス「あいつは生まれてすぐ、病院で攫われたんだ。てめーらの母親も、そん時に殺された」
山「！！」
ス「それから殺人鬼として育てられた。俺らがＶＡＲＩＡにスカウトしたのはアイツが１３歳の頃。そん時にゃもうアイツは完成された存在だった。そっからはテメーらの知ってる通りだ」
山「・・・」
ス「なんでアイツがテメーを恨んでるかは知らねぇ。どうしても知りてーならアイツに直接聞くこったなぁ」
山「・・あぁ」
ス「この話はここまでだ。とっととテメーを叩き直してやるぜぇ！！」
そして、スクアーロと山本の修行が開始された
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ラティス - ついに結婚しましたねー。 おめでとうって言いたいですー。 (2015年8月11日 15時) (
レス) id: a1dd039687 (このIDを非表示/違反報告)
マシマロ王子♪(プロフ) - ナギさん» ありがとうございます！！皆様の応援の下頑張ります♪ (2015年8月7日 19時) (レス) id: 47c2b0a848 (このIDを非表示/違反報告)
ナギ - これすっごく面白いです。更新頑張って下さい。いつでも待ってます。 (2015年8月6日 20時) (レス) id: 0bb2269e62 (このIDを非表示/違反報告)
マシマロ王子♪(プロフ) - さくらさん» リクエストありがとうございます！！了解しました！ (2015年8月2日 18時) (レス) id: 47c2b0a848 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - リクエストいいですか？ ディーノの成り代わりがいいんですが。 (2015年8月1日 19時) (レス) id: b367dac82f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マシマロ王子♪
| 作成日時：2015年7月25日 18時
