NO.21 ページ23
『っはぁ、』
私は部屋に引きこもっていた
何ヶ月経ったんだろう。
卒業の話とかしてたけど、もう卒業出来ないんじゃないかと自分でも思っている
母「A〜、お友達よ〜」
『(どうせ、薫でしょ。)』
『出ないでいいよ〜』
大声で叫んだ
すると、ドドドドドドドッ!!!!!っと階段を駆け上がる音が聞こえた
『は、何!?』
普通に怪物かと思った
バンっと部屋の扉が開く
月永「久しぶりだな?お姫様?」
『へ、、、、、』
なんでこいつが居るの?
なんで?なんでレオがいるの?
瀬名「…お邪魔します」
礼儀良くそしてイラつきながら部屋へ入ってきた
月永「うわ!お前の部屋物が散らかりすぎだな!!」
クッションを顔面に投げてやった
『なんで、あんたが、夢ノ咲の制服、、着てんの?』
月永「ん?着たら悪いか?」
『いやだってあんた、来てなかったじゃん、』
月永「A〜、俺にはちゃんと名前があるぞ?月永レオって名前が!わはは!」
瀬名をじっと見た
どうしてこいつを部屋に入れた
どうして連れてきた
なぜここに来た
と、様々な事を念じた
瀬名「っは」
あ、こいつ
『(笑ったな?)』
またもやクッションでは無くぬいぐるみをレオの顔に投げつけた
月永「なんで俺なんだよ〜!!!!ひどーい!!!レオくん泣いちゃう!」
『勝手に泣いてて』
泣き真似をするレオ
クッションを投げつける用意をしている私
それを見て笑う瀬名
なんだかとっても面白くて幸せ
『あはは!!』
月永「お、やっと笑ってくれたな!」
瀬名「うちの女王様を笑わせるのは難しいねぇ」
わざわざ来てくれたんだ
ありがとう
少しでもお話聞いてあげようかなっと心に誓った
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作者名:無能なハンカチくん | 作成日時:2022年3月19日 21時